株式会社 Mizkan Holdings(以下ミツカン)と野田岳仁ゼミは、地域社会が抱える「水とコミュニティ」にかかわる課題を学生や若手社員がワークショップやフィールドワークを通じて議論し、地域へ提案する研究プロジェクト「みず・ひと・まちの未来モデル」をスタートさせました。
この研究プロジェクトでは、ミツカン若手社員3名が野田ゼミでの研究活動に加わり、論文や資料・史料を読み込み、ディスカッションを重ねたうえで、対象地域でフィールドワークを行い、最終的には地元行政に対して水とコミュニティの持続可能な発展モデルを提案するものです。
8月6日〜10日の5日間、大学や社内ルールに基づく厳格な感染予防策を遵守したうえで長野県松本市へのフィールドワークを実施しました。学生たちは、松本市によって整備された公共井戸の利用や管理の実態について地元住民へ聞きとり調査をしたり、水場の整備がどのように地域再生につながっているのか、議論を深めました。帰京後も学生たちは話し合いを重ね、12月に松本市への政策提言を行う予定です。
これらの一連の研究活動の模様は、ミツカン水の文化センター機関誌『水の文化』にて野田岳仁准教授による連載で詳しく紹介されます。ぜひご覧ください。
ミツカン 水の文化センター機関誌『水の文化』 https://www.mizu.gr.jp/kikanshi/index.html
「みず・ひと・まちの未来モデル」68号 https://www.mizu.gr.jp/img/kikanshi/no68/mizu68o.pdf