地域連携

人馬のウェルビーイング

地域連携

概要

 多摩キャンパスの城山校地は体育会馬術部の活動拠点となっており、部員たちは10頭ほどの引退競走馬と共に日々体育会活動に励んでいます。その馬術部が中核を担う『人馬のウェルビーイング』は、地域社会において子供や障害者を含む人々と、引退競走馬をはじめとする「馬」との関わりを深め、人馬双方の健康で幸福なくらしの実現を図る、本学発祥の活動です。

 主に引退競走馬を用いた事業活動および文化を、地域の人々との良好な関係のもと、持続可能かつ発展的に推進することを目的に、2024年6月には『人馬のウェルビーイング研究所【Hosei University Institute of Human-Horse Well-being(Hosei-IHHW)、大学院特定課題研究所】を設置し、以下のように多角的な活動を展開しています。
 地域連携活動の一つとして、城山校地で日常的に排泄される馬糞を堆肥化して活用した循環型経済活動に取り組んできました。具体的には、馬術部馬場の隣接地に「人馬のウェルビーイング農園」を開墾し、馬糞堆肥を用いて江戸東京野菜を栽培しました。地域住民の皆様へもその馬糞堆肥を提供しており、単に競技での勝利を目指すだけでなく、地域連携にも力を注ぐ「新たな体育会」のあり方を示しています。
 さらに、ソーシャル・イノベーションセンター(SICのプロジェクトとして「法政馬広場」の活動があります。地域の子供たちへ馬との触れ合いやウェルネス乗馬を提供できるよう、力を入れて取り組んでいます。

 広域な地域連携としては、北海道新冠町の町役場との協働、そしてサラブレッド生産育成牧場の錦岡牧場との提携が、『人馬のウェルビーイング』を基軸とした産官学連携事業を形作っています。「引退競走馬のリトレーニング/グラウンドワーク」を基軸とし、引退競走馬のセカンドキャリア構築に関する研究に、産官学連携の下で取り組んでいます。
 引退競走馬との触れ合いを通じた『人馬のウェルビーイング』の諸活動は、コミュニティスポーツ(現代福祉学部 専門展開科目)や社会連携フィールドワーク「引退競走馬のセカンドキャリア構築による人馬のウェルビーイング」社会連携講座「スポーツビジネスとしての競馬がもたらす人馬のウェルビーイング」社会連携プログラム「日本のサラブレッド産業の現場を考察する」(共に社会連携教育センター「SCOLE)、という各授業を通じて学生の学習機会を創出することに加え、大学職員や高校生(付属校・協定校含む)、地域の小学生、幼稚園児など、学内外の様々な世代を対象に実施しています。
 国際連携事業では、マレーシアにおける馬を通じた障害者支援に資する人材育成に向けて、JICA海外協力隊事業にも取り組んでいます。『人馬のウェルビーイング』の理念を基に、マレーシアの大学や市民団体との連携を深化させた上で、同趣旨の活動を東南アジアで広く展開すべく、国際的なネットワーク化の基礎を築くことを目的としています。

 以上をはじめとした多岐にわたる活動により、学内外のパートナーの皆様と共に『人馬のウェルビーイング』の輪を広げ、スポーツ・レクリエーションと教育・研究を融合させ、人馬双方の健康で幸福な暮らしの実現を目指して参ります。

  • 2024年1月29日 人馬のウェルビーイングforあいはら幼稚園 馬術部員が幼稚園児へ馬との触れ合いを優しくレクチャー(引退競走馬 ヤマニンマンダリン 錦岡牧場生産)

  • 2024年7月24日 人馬のウェルビーイングfor大学職員 大学職員よりご褒美に青草をプレゼント(手前 引退競走馬 ラジュンジェレ 錦岡牧場生産/奥 引退競走馬 ヤマニンマヒア 錦岡牧場生産)

  • 2024年8月6日 社会連携フィールドワーク「引退競走馬のセカンドキャリア構築による人馬のウェルビーイング」 深野講師による馬の生態講義(引退競走馬 ヤマニンマヒア 錦岡牧場生産)

  • 2022年12月11日 江戸東京野菜収穫祭@人馬のウェルビーイング農園

  • 2025年7月28日 サラブレッドセミナーfor高校生 馬術部部員のレクチャーを受けて馬と触れ合う高校生 (引退競走馬 ヤマニンペダラーダ 錦岡牧場生産)

  • 2026年4月20日 ダイアナ・コー総長がインドネシアのムハマディア大学ジョグジャカルタ校訪問団を馬場にてお迎えし面会(引退競走馬 ヤマニンプレシオサ 錦岡牧場育成)

各種活動の紹介(随時更新)

2026年度
2025年度

人馬のウェルビーイング研究所関連講義・事業

正課授業群
正課外プログラム
国際連携事業
人馬のウェルビーイング研究所
ソーシャル・イノベーションセンター
馬術部ホームページ、各種SNS、名簿