学校教員になるためには、公立・私立の区別を問わず、その学校種(小学校か中学校か…)や教科に応じた免許が必要になります。
免許状には、普通免許(全国で通用する)、特別免許状(発行都道府県で通用する)、臨時免許状(発行都道府県で通用する)があります。
教員の普通免許は以下のように分かれています。
学校種 | 免許の種類 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
幼稚園 | 専修 | 一種 | 二種 | 学校種ごとの免許 |
小学校 | 専修 | 一種 | 二種 | 学校種ごとの免許 |
中学校 | 専修 | 一種 | 二種 | 教科ごとの免許 |
高等学校 | 専修 | 一種 | - | 教科ごとの免許 |
特別支援学校 | 専修 | 一種 | 二種 | 学校種ごとの免許 |
このほかに養護教諭、栄養教諭、司書教諭等があります。
免許の種類は、専修が大学院修士課程修了、一種が四年制大学卒業、二種が短期大学卒業、を基本としています。ただし、実際の業務においては何種の免許をもっているかは関係ありません。
免許は複数種を取得することができます。例えば高等学校の英語の免許と中学校の英語の免許を取得することや、中学校の社会(一種)の免許と小学校(二種)の免許を取得することが可能です。
本学で取得できる免許は中学校・高等学校の以下の教科です(取得可能免許一覧)。
教員免許を取得するには、教職課程で必要な単位を修得し、教育実習に行き、都道府県に申請する必要があります(法政大学は東京都に申請します)。