お知らせ

法政大学教職課程センター主催シンポジウム 日本語を母語としない子どもたちの支援

  • 2025年10月17日
お知らせ

法政大学教職課程センター主催シンポジウム
日本語を母語としない子どもたちの支援 
  -高校進学・卒業のステップをなだらかに-

画像をクリックするとチラシが見られます

【開催概要】

■日時   : 2025年11月21日(金) 17:15 ~ 19:00 (開場17:00)

■場所   : 法政大学市ケ谷キャンパス 大内山校舎8階 Y803教室 #ハイフレックス形式で実施(ZOOM同時配信)

■参加対象 : 本学教職員、学生、その他一般(テーマに関心をお持ちの方)

■内 容  :外部講師による講演、本学教員、参加者との意見交換・質疑応答

■参加費  :無料

■お申込方法:以下のGoogleフォームにて、対面かZoom参加かを選択してお申し込みください。
      https://forms.gle/6QiFX9h3TZjWdPYf8

 

【プログラム】

17:15 開会の辞  法政大学教職課程センター長・キャリアデザイン学部教授  松尾 知明

17:20 【講 演】外国につながる高校生たちと出会ってー高校教育の課題と可能性、定時制高校の現場からー 
     東京都立町田高等学校定時制教諭  角田 仁

18:00 講演へのコメント 法政大学キャリアデザイン学部教授  松尾 知明        
             法政大学兼任講師  渡部 忠治

18:20 フロアからの質疑と応答

18:50 閉会の辞    法政大学キャリアデザイン学部教授  筒井 美紀

【講演の趣旨】
 保護者の就労等を理由に、日本に移り住んで暮らす、日本語を母語としない外国籍の子どもたちが、都市部を中心に近年急増しています。東京都立高校では不合格者数が大幅増加し、「在京外国人枠」を拡大しましたが、対策はまだ不十分です。
 高校受験では、日本語学習や情報収集の面で非常に高いハードルがあります。その先の高校生活を継続し卒業することも、必ずしも容易ではありません。この状況をどのように捉え、対処すべきでしょうか。都立高校で外国籍の生徒の指導・支援に長く関わってきた角田仁先生を講師に迎え、私たちが考えるべきこと、できることを議論します。

【講演者・コメンテーターのプロフィール】

角田 仁(つのだ ひとし)
東京都立高等学校教諭、文科省外国人児童生徒等教育アドバイザー。定時制高校に主に勤務。多文化共生、カリキュラム改革、高校中退、進路保障等の課題に学校外の人たちと連携・協働して取り組む。共著書に、定時制高校での部活動「ONE WORLD」の実践に関する『外国につながる若者とつくる多文化共生の未来』(明石書店)がある。多文化共生教育ネットワーク東京等に所属。

松尾 知明(まつお ともあき)
法政大学教職課程センター長、キャリアデザイン学部教授。国立教育政策研究所総括研究官等を経て現職。専門は、多文化教育とカリキュラム。著書に『改訂新版 多文化共生のためのテキストブック』『日本型多文化教育とは何か』『多文化クラスの授業デザイン』『「移民時代」の多文化共生論』『多文化教育の国際比較』(明石書店)等がある。

渡部 忠治(わたなべ ただはる)
法政大学兼任講師。民主的な人格形成としての教育について子どもの権利や差別、社会的弱者の視点から探求中。論文として、「在日問題と戦後の教育学」(『教育』)、「『平和的な国家及び社会』をめざす憲法学習のために—憲法の国民主義を考える—」(『平和教育』)がある。『現代教育のキーワード』(大月書店)を分担執筆。

【お問い合わせ】
法政大学教職課程センター
TEL:03-3264-5562 月~金曜日 9:30~17:00
E-mail:kkcsympo☆ml.hosei.ac.jp(☆を@に変えてください)