お知らせ

法政大学教職課程センター主催シンポジウム 命と愛に生きる

  • 2024年06月05日
お知らせ

法政大学教職課程センター主催シンポジウム
命と愛に生きる
~こうのとりのゆりかごから始まったいのち~
当事者の語りから考える“みんなで子どもを育てる社会”

画像をクリックするとチラシが見られます

【開催概要】

■日時     : 2024年7月6日(土) 16:00~18:30

■場所     : 法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎 4階 S406教室

■参加対象   : 本学教職員、学生、その他一般(テーマに関心をお持ちの方)

■定員     : 対面参加100名 オンライン参加30名 ※事前申込制先着順 参加費無料

■申込方法   : Googleフォームにてお申し込み下さい。

対面用URL         https://forms.gle/JYVnKyB6XweDKf9d8

オンライン用URL   https://forms.gle/MPr4R46Ap4rK4NMt5

 

 

 

 

[プログラム]

16:00 開会挨拶   キャリアデザイン学部教授 筒井 美紀

第Ⅰ部:講演 

16:05 こうのとりのゆりかごに預けられた赤ちゃんを17年間育てた助産師 
                            元慈恵病院看護部長 田尻 由貴子
  16:35

こうのとりのゆりかごから始まった第二の人生
                      こうのとりのゆりかご当事者(大学3年) 宮津 航一

  17:15 休憩15分

第Ⅱ部:

意見交換・質疑応答

17:30 講演へのコメント 
                              法政大学兼任講師 吉田 直子
            法政大学教職課程員会幹事 キャリアデザイン学部教授 遠藤 野ゆり
  18:00

フロアからの質疑応答

18:20 閉会挨拶 法政大学教職課程センター長
                    キャリアデザイン学部教授 松尾 知明

[講演の趣旨]

「こうのとりのゆりかご」に預けられた子どもは、そこから新しい人生を生きていく。育ち、学び、家族や友人や教師たちに囲まれて、たくさんの時間を過ごす。
そして、自らもまた社会を成すひとりとなっていく。その中で、何を感じ、何を考え、何を願ってきたのか。
「こうのとりのゆりかご」立ち上げの当事者と、預けられた当事者との語りから、「社会のみんなで子どもを育てること」とはどういうことかを考え、すべての人がこの営為の当事者となるための道筋を探ります。

[講演者・コメンテーターのプロフィール]

田尻 由貴子(たじり ゆきこ)

元慈恵病院の看護部長。45年の看護職としての経験を活かし、「こうのとりのゆりかご」での相談業務に関わる。命の尊厳、家族の絆の希薄さを目の当たりにし、問題を社会に問いかけた。家族が安心して幸せに過ごせる社会になるよう全国で講演。著書に『「赤ちゃんポスト」は、それでも必要です。』(ミネルヴァ書房、2017年)。

宮津 航一(みやつ こういち)

2003年生まれ。2007年慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に開設初日、3歳で預けられる。その後、里親家庭に引き取られ2021年普通養子縁組成立。2022年春、大学入学を機に全国で初めて実名でゆりかごに預けられた生い立ちを公表。学業の傍ら メディアへの出演、講演活動に取り組んでいる。ふるさと元気子ども食堂代表、一般社団法人子ども大学くまもと理事長 ほか。

吉田 直子(よしだ なおこ) 

法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。専攻は平和教育、教育哲学。沖縄戦・戦後沖縄の記憶継承における教育学的意義を研究。論文に「沖縄修学旅行と総合的な探究の時間をつなぐ ―『問いを立てる』ことから始まる探究学習としての沖縄平和学習の検討」(『法政大学教職課程年報』Vol..21、2022年)。

遠藤 野ゆり(えんどう のゆり)

法政大学キャリアデザイン学部教授。法政大学教職課程委員会幹事。専攻は現象学的臨床教育学、生きづらさ問題。共著に『まなぶことの歩みと成り立ちー公教育の原理的探究』(法政大学出版局, 2023)、『さらにあたりまえを疑え! 臨床教育学2』(新曜社, 2019年)ほか。

【お問い合わせ】

法政大学教職課程センター
TEL:03-3264-5562 月~金曜日 9:30~17:00
E-mail:kkcsympo@ml.hosei.ac.jp