人文科学研究科
国際日本学インスティテュート
修士課程 / 博士後期課程
人文科学研究科
“学際”と“国際”─ 枠を超えて学び、国を超えて交流する大学院。
日本の美術・工芸の持つ、緻密さと大胆さ。文芸やマンガ・アニメに描かれる、優しさと暴力。ポピュラー・カルチャーの持つ、猥雑さと洗練。南の沖縄から北のアイヌ民族、そして多彩な在日外国人たちとともに作り上げてきたさまざまな文化が融合する多様性。
一つではない「日本」は一つの学問領域では捉えきれません。外からの目、外との比較で見えてくることがあります。人文学・社会学のさまざまな分野を専門とする教員と、多くの国から集う仲間とともに、従来の考え方にとらわれない自由な発想と方法で、新たな日本の貌を発見しようとする──そんな知的探究の場がここにあります。
特色
- 伝統的な文学・史学などの枠を超えた新しい切り口と研究手法を選ぶことができます。そのため、従来の大学院組織では困難だった課題をもって入学することができます。 半数近い外国人学生との交流、多数の外国人教員からのアドバイスにより、豊かな国際性を身につけることができます。
- 入学者は10以上の演習のどれかに所属します。多様なアプローチが可能です。また、法政大学大学院に置かれた多数の授業科目の受講が可能です。
- 全員参加の合同演習と英語・日本語による学術的表現の訓練など、カリキュラム体系が整っています。選択の自由を保障しながら、学生の知的能力を一定の水準に導きます。
- インスティテュート博士後期課程の学生は国際日本学研究所の学術研究員となり、研究成果の発表、学術的会合の参加などの機会が提供されます。
目標
- 日本列島に展開する多様な文化を研究テーマとする専門家、高度な教養をもつ社会人の養成。
- ライフ・ワークとしての研究課題をもつ社会人、趣味に学術的な裏付けを与えたい社会人の指導と助言。
- 高等教育の場で、日本語教育・日本文化関連教育にあたる専門家の養成と再教育。
3つのポリシー
カリキュラム・マップ / カリキュラム・ツリー
研究指導計画
学位論文審査基準