日本文学専攻

文芸創作研究プログラム

日本文学専攻

プログラム概要

文芸創作研究プログラムは、人文科学研究科日本文学専攻(以下,日本文学専攻)に設置されている教育プログラムです。本プログラムでは、実際の創作を通して創造的な表現を作り上げることを学びます。時代に相応しい新鮮な感受性と創造的な精神が生み出される過程を、社会の中における創作という広い視野で学ぶことができます。この教育プログラムは、狭い意味で創作家を養成するためのものではありません。文芸創作(小説、詩歌、評論、戯曲)の制作を学ぶことはもちろん、同時にそれらが発表される過程の諸問題をも学びながら考察し、広い視野を持って文化を構築できる専門的知識までを身につける教育プログラムです。
プログラム科目は、作品提出と創作合評を交互に行い文学作品が生まれるメカニズムを理解するものや、第一線で活躍する作家を招いて作家本人とともに作品を研究するもの、著作権や文化行政について知識を深めるもの、編集者の視点から作品づくりを考えるものなど、多彩な科目を用意しています。

出願時の申請

修士課程志願者で本プログラムを希望する場合、出願時に所定の様式への記入が必要です。詳細は入試要項「■プログラムの選択について」を参照してください。

定員

日本文学専攻の修士課程は20名、博士後期課程は2名の入学定員(募集人員)です。プログラム独自の定員はありません。

開講形態・履修科目

日本文学専攻は「昼夜開講」です。昼夜開講制では昼間と夜間両方に授業があります。昼間と夜間のどちらかを選ぶコースではありませんのでご注意ください。 履修科目については日本文学専攻の「履修案内(クリックすると別ウィンドウが開きます)」をご参照ください。
記載されている「授業科目担当者一覧」のうち備考欄に「文芸創作研究プログラム科目」とある科目を中心に履修してください。ただし、プログラム科目以外の科目を履修することも可能です。

指導教員

日本文学専攻では出願時に専任教員1名を希望指導教員として指名し、入学後に指導教員の届出をする必要があります。指名可能な教員については「法政大学大学院入学案内(大学院パンフレット)」や大学院ウェブサイト内「希望指導教員について(クリックすると別ウィンドウが開きます)」のページを参照してください。

Q.修士課程及び博士後期課程のいずれもプログラム科目を履修できますか?

A.本プログラムは修士課程科目で構成されています。博士後期課程の学生もプログラム科目を履修することは可能ですが、修得した単位は修了要件外となります。

Q.プログラムに所属する場合、その他の在学生と修了要件は同じですか?

A.同じです。修了に必要な単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査並びに最終試験に合格しなければなりません。ただし本プログラムに所属する場合、学位授与にむけて「修士論文」を提出する代わりに「文芸創作」及び「研究副論文」の2つを提出することができます。なおこれらはいずれも指導教員の指導を受けて執筆するものです。

Q.プログラムを修了した際に何らかの証明書は発行されますか?

A.履修証明書のような、プログラム独自の証明書はありません。

Q.大学から発行される「学生証」「学位記」「各種証明書」にはプログラム名が記載されますか?

A.いずれも記載されません。記載されるのは所属(人文科学研究科日本文学専攻)までです。

Q.プログラムに所属しない場合、プログラム科目は履修できませんか?

A.プログラムに所属しない場合でも、プログラム科目の履修は可能です。なお学位の取得を目的とせずに特定の科目だけを履修したいという場合は「科目等履修制度(クリックすると別ウィンドウが開きます)」もご検討ください。