システムデザイン専攻は、デザインとエンジニアリング、マネジメントの融合を目指した新しい概念の創出を目的とした工学系の大学院です。工業製品のデザインや機能など総合的なモノづくりやシステムづくりの創生プロセスを対象として、さまざまな側面から総合的にユーザビリティーの向上を目指し、プロダクトデザイン、知能機械、シミュレーション、プロジェクトマネジメントなど新しい時代を切り開くための分野の研究と教育を行うことを目的としています。この専攻では、一つの専門に偏った研究者を育成するのではなく、複雑な社会に存在する諸問題を、多面的に、俯瞰的に見ることのできる技術者や研究者の育成を目指しています。こうした時代の期待に応える人材を輩出するため、修士課程にプロジェクトベースラーニング(PBL)科目など新しい教育方法を取り入れています。また、社会人としての実務経験を生かした、高度職業人としての資質をもった人材の育成にも力を入れ、昼夜開講制による社会に開かれた大学院を目指しています。
PBL 科目のデザインレビューの様子