2021年度・第2回サイエンスカフェ開催
テーマ 「磁石にまつわるお話」
日時：2021年11月22日（月）12：20～13：10(オンライン開催)
講師：法学部教授 石川 壮一
参加人数：14名
内容：磁石同士の引力や反発力によって起こる面白い現象がいくつか紹介されました。
1.レールに強力なネオジム磁石といくつかの鉄球を並べ、磁石側に別の鉄球を低速で
転がして衝突させると、反対側の鉄球が、衝突させた鉄球の速さより高速で飛び出す
(ガウスの加速器)。
2.試験管の中で水平方向の動きを制限された磁石が、テーブル上に円形状に並べた
磁石からの力により、試験管の中で浮遊する。
3.割り箸の端に磁石を取り付けて重りとした振り子や、
体操選手をかたどって重りの部分が磁石となっている二重振り子が、下においた
磁石との引力や反発力によって予想のつかない不規則な動きをする(カオス現象)。
それぞれどの実験も興味深い現象で磁石の不思議さ面白さを学びました。
[参加された方の感想]
・磁石が空中に浮く様子を初めて見られたから良かった。
・最近馴染みのなかった磁石の面白い特徴を知れた点が良かった。
・不規則に動く振り子や、磁石の力で加速して勢いよく玉突きが起きる実験、試験管の中で 磁石が浮遊する実験が面白く大変良かった。
・磁石の仕組みを実演で視覚的に学ぶことができた点が大変よかった。
・磁石の反発する力によってものを浮かせる仕組みは大変面白く、勉強になりました。