秋本菜摘さん(2025年3月卒業)
2025年3月にグローバル教養学部(GIS)を卒業後、日本IBM株式会社 テクノロジー事業本部メインフレーム事業部に就職された秋本さんにお話を伺いました。
■ 今回の質問内容
-学生時代に力を入れていたことを教えてください。
-なぜその業界(または企業)を選んだのか教えてください。
-現在の仕事内容を教えてください。
-GISでの学びが現在の仕事にどのように生かされていますか。
-今後のキャリアビジョンを教えてください。
-GISの好きなところを教えてください。
-GISを目指す高校生へのメッセージをお願いします。

学業と長期インターンの両立に力を入れて取り組んでいました。長期インターンを2社で並行して行っていたため、本業である学業がおろそかにならないよう、日々の時間配分や優先順位を常に意識して行動していました。大学生は比較的時間に余裕があるからこそ、やる気次第で多様なことに挑戦できると考え、主体的に活動の幅を広げながら、その環境を最大限に活かして行動していました。
IT業界を志望したきっかけは、GISで履修した「Language Learning in Digital Era」という授業にあります。同授業を通じて、日本のICT教育が諸外国と比較して遅れを取っている現状を学びました。この事実を知り、私自身がIT企業で働くことで、IT技術の大衆化に貢献したいと考えるようになりました。中でも日本IBM株式会社は、長い歴史の中で常に変化しながらテクノロジーの最先端を走り続けてきた確かな技術力に加え、コンサルティング機能を兼ね備えた総合IT企業です。この環境であれば、私の目標であるIT技術の大衆化を実現できると考え、入社を決意しました。
私は営業職として採用され、現在は企業の基幹業務を支えるメインフレーム事業部に所属しています。高い堅牢性・安定性・拡張性が求められるメインフレームにおいて、お客様の運用高度化を実現するソフトウェアの営業を担当しております。また、製品担当営業としてグローバルの製品担当者や営業統括リーダーと連携する機会も多く、業務では英語を使用する場面もあります。
営業職は、製品や営業手法に加え、お客様の業界や業務理解など、常に幅広い知識の習得が求められる仕事です。GISでは、さまざまな学問領域を英語で幅広くかつ深く学び、専門外のテーマにも向き合いながら理解し、意見交換をする経験を重ねてきました。その中で、新しいことを前向きに学ぶ姿勢が身についたと感じています。現在の業務でも、初めて触れる製品や業界を学ぶ機会が多くありますが、GISで培った「分からないことを前提に学び続ける姿勢」を活かし、スムーズにキャッチアップできています。この姿勢が、業務への適応力や学習スピードにつながっています。
お客様理解と製品知識の習得に注力し、一つ一つの業務を丁寧に積み重ねていきたいと考えています。その中で、お客様の課題を正しく捉え、最も適した提案ができる営業としての基礎を確立することが目標です。将来的には、IBMとコンタクトを取る際に「まず最初に相談したい」と思っていただける存在となり、社内においても安心して任せてもらえる営業として信頼を築いていきたいです。
入学前に専攻が決まっていなくても、入学後にGISの多岐にわたる学問分野の講義を通じて、自分がより深く学びたいテーマを見つけられる点が、この学部の大きな魅力だと思います。そして、見つけたテーマについては、ゼミ(seminar)を通して専門的に、かつ深く学ぶことができる環境が整っています。
GISは、「英語が好き」という気持ちがあれば、楽しみながら学べる学部です。少人数制の授業では、一人ひとりが意見を持ち発言することが求められるため、自然と主体的に学ぶ姿勢が身につきます。GISでは「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」ことを大切にしています。英語を通して多様な価値観に触れ、視野が大きく広がりました。振り返ると、GISでなければ経験できなかった、かけがえのない4年間だったと感じています。
秋本さん、お忙しい中インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
学生時代に学業と長期インターンを高い意識で両立されてきたご経験や、GISでの学びを通じて培われた主体性・学習姿勢が、現在の業務やキャリア選択に確実につながっていることが印象的でした。特に、幅広い分野を英語で学ぶGISならではの環境が、新しい知識や課題に前向きに向き合う力を育み、変化の大きいIT業界においても柔軟に活躍されている点は、GISの教育の強みを象徴していると感じます。
今後も、秋本さんがGISで培った多角的な視点と確かな基礎力を生かし、企業や社会の課題解決においてさらなるご活躍をされることを、心より期待しています。
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