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ケズナジャット先生が第9回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞しました

  • 2023年10月06日
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政大学グローバル教養学部(GIS)准教授 グレゴリー・ケズナジャット先生が第9回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞に選ばれました。
今年はケズナジャット先生の小説「開墾地」が第168回芥川賞候補作にノミネートされるなど、専門分野である日本文学での活動が高く評価されています。

以下、ケズナジャット先生からのコメントです。

「このたびは奨励賞をいただき、誠に光栄です。この受賞を励みに、今後もGISで教育と研究を行いつつ、創作を通して文学の可能性をさらに探求したいと思っております。」

ケズナジャット先生について

志社大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。博士(国文学)。青山学院大学地球社会共生学部助教、法政大学グローバル教養学部助教を経て、2021年より法政大学グローバル教養学部准教授。谷崎潤一郎の作品、近現代日本文学における越境、多言語で創作を行う作家などを考察している。

主な業績に、「谷崎潤一郎の〈スパイ〉小説――「独探」における越境者像――」『日本文学』65巻2号(2016年2月)、「体系的知識と断片の美学――谷崎潤一郎「痴人の愛」論」『青山語文』49号(2019年3月)、“The Transnational in Translation: Reading Hideo Levy’s A Room Where the Star-Spangled Banner Cannot Be Heard in English” GIS Journal, Volume 7(2021年3月)など。また、小説家として活動している。『鴨川ランナー』(講談社、2021年)、『開墾地』(講談社、2023年)など。

詳細はこちら:https://www.hosei.ac.jp/gis/kyoin/khezrnejat-gregory/