法政大学多摩キャンパスでは、近隣地域への知的貢献および地域社会との連携を目的として、「多摩シンポジウム」を毎年開催しております。今年度で39回目を迎える多摩シンポジウムは気候変動をテーマに11月3日(金)に開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
猛暑日やゲリラ雷雨など、私たちを取り巻く地球環境は、GHG(温暖化ガス)等の影響により「気候変動」という大問題に直面しています。こうした気候変動の影響は極地ほど急進的で、南極は過去50年間で気温が約3℃上昇し、世界平均の0.9℃を大きく上回るペースで温暖化が進んでいます。その結果、南極の氷は急速に溶け出し、南極地図の改定やペンギン個体数の減少、地球規模での海面上昇など、地球環境に対して深刻な影響を与えつつあります。
今回の多摩シンポジウムでは、「南極から迫る気候変動」と題し、2人のゲストをお迎えします。1人目は第63次・南極越冬隊隊長で法政大学社会学部教授の澤柿氏、2人目は気候変動枠組条約締約国会議(COP)で活躍するWWFの小西氏にご登壇いただきます。それぞれ南極における気候変動の状況、および気候変動を解決するための国際的な取組を中心にお話しいただく予定です。また、ディスカッションパートでは、会場からも広く意見を募り、こうした気候変動に対して、様々な角度から「私たちができること」について考えていきたいと思います。
ソーシャル・イノベーションセンター長 糸久 正人
11月3日(金・文化の日) 13:00~15:30
開場:12:30~
法政大学多摩キャンパス7号館(大教室B棟)201教室【対面開催】
~ご注意~
・駐車場はキャンパス隣接の民間駐車場をご利用ください。
・当日は祝日(授業休講)のため、学内の食堂・売店営業はございません。
事前申込制です(参加無料)。以下の申込フォームまたはお電話にて受け付けます。
締切:11月1日(水)
12:30 開場
13:00 主催者挨拶・趣旨説明
第1部 講演
澤柿 教伸(社会学部教授、第63次南極地域観測隊越冬隊長)
小西 雅子(WWFジャパン専門ディレクター(環境・エネルギー) 昭和女子大学院特命教授/京都大学院特任教授)
第2部 パネルディスカッション
進行:糸久 正人(社会学部准教授、ソーシャル・イノベーションセンター長)
15:30 閉会
ソーシャル・イノベーションセンター
メールアドレス:sic◎ml.hosei.ac.jp
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