社会学部について

理念・目的

社会学部について

学部の理念・目的

「自由と進歩」という法政大学の建学の精神を基礎にして、本学部は1952年にわが国の私立大学初の社会学部として創立されました。創立以来、社会学部はそれぞれの時代状況と向き合いながら、多様な社会現象が生じる構造を解き明かし、社会的課題の解決を探究することによって、より良い社会づくりをめざしてきました。

社会学部の教育理念は、現代社会の構造と動態、社会に生きる人々の営みの様態を総合的に解明・把握し、社会的課題の解決を探究する能力を持った人材を育成することです。社会学部での学修を通して、ローカルからグローバルまでさまざまな社会現象や社会問題に敏感になり、それを観察・分析・理解・伝達する力を身につけるとともに、より良い社会の理念とそれを実現する方法を提言できる人材を育成することを目指します。

教育目標

社会学部の教育方針は、学生が次のような力を身につけるカリキュラムを構築し、提供することです。

  1. 様々な社会現象に積極的に関心を持ち、自らテーマを設定し、それに関する知識・データを科学的な方法によって幅広く収集・分析できる。
  2. テーマの探究に必要な論理的思考力と分析能力、その成果の提示に必要な論文構成能力やメディア技術を駆使した表現能力、外国語の運用能力などが身についている。

社会学部の教育目標は、以上のような学修に基づいて、複雑な社会の構造とその中での人々の営みを観察・分析・理解・伝達する力を身につけた人材、社会をより良くする方法を考え、提言できる人材を育成することです。

これに加えて、各学科の教育目標は以下の通りです。

  1. 社会政策科学科:社会諸科学を複合的に用いて、現代社会のさまざまな政策課題を発見・分析し、それを解決するための政策づくりを、市民の視点で担える人材を育成する。
  2. 社会学科:社会学の理論と方法を用いて、変化し続ける社会の実態を科学的に捉えることを通して、よりよい社会と人々の生き方を構想できる人材を育成する。
  3. メディア社会学科:関連諸科学の知見を踏まえて、メディアと社会の関係を分析し、最新技術によるメディアの表現と設計の能力を有する人材を育成する。