社会学部について

学部長メッセージ

社会学部について

 法政大学社会学部は1952年に私立大学で最初の社会学部として誕生した日本最大級の社会学部です。この学部で学べるのは方法論としての社会学だけではありません。学問の多様性、それが社会学部の大きな特徴です。社会を知りたい、分析したい、社会課題を解決したい学生に、社会についてのさまざまな知識と多様な社会諸科学の分析スキルを提供し、彼らの問題発見力・分析力・解決力・発信力を高めること、それが我々の学部の学びの姿です。

 新型コロナウイルス感染拡大というこれまでと異なるタイプの災厄に見舞われる一方、気候変動などによる災害も頻発しています。人類が従来の思考回路では解決できないさまざまな問題に直面する中、皆さんは社会とどう向き合っていくのでしょうか。私たちが良しとしてきた「常識」や「正しさ」を相対化する力が、このような時代の変革期をしなやかに乗り越えていく原動力となるのではないでしょうか。

 しかし政治・経済・社会の構造や制度の「あたりまえ」の問題性は、実はなかなか顕在化しにくいものです。多様な学問によって培われた「知」の力が、その悪しき「あたりまえ」から我々を解き放ち、社会にさまざまなオルタナティブを与えるのではないでしょうか。

 一般に技術や資格といったものが専門性と考えられがちですが、時代の変革期にあって、学問領域をまたいで社会を理解する力、社会を鋭く分析する力、社会課題を解決する力、それらを社会に発信する力は、社会を生き抜くための重要な専門性だと私たちは考えます。

 ぜひ我々のアカデミックコミュニティーで、次の社会のありかたを見つけませんか?

社会学部長 島本 美保子