法政大学情報メディア教育研究センターでは2018年3月9日(金曜日)に法政大学市ケ谷キャンパスにて「ITを活用した新たな教育方法の実践」をテーマとしてシンポジウムを開催いたします。
招待講演として、IBMワトソンの教育利用の可能性について日本IBMワトソン事業部長 吉崎様よりご講演いただきます。
一般発表として、法政大学情報メディア教育研究センターにて研究開発している授業支援ツールを広く紹介した上で、それを用いた授業実践の報告をいたします。 皆様のご参加をお待ちしております。
13:00 – 13:10 | 開会挨拶 田中 豊(法政大学 情報メディア教育研究センター所長) |
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13:10 – 13:50 |
招待講演 拡がるIBM Watsonの可能性 抄録 AIは遠い将来ではなく、今まさに使う技術とIBMは考えています。現在、さまざまな業界でWatsonの活用が広がっています。これは大学においても例外ではなく、日本の大学でも導入事例が出始めています。本講演では、この数年間で企業の本番環境で広がってきたWatsonの事例と最新情報を紹介し、教育界におけるWatson導入のヒントを提供致します。 |
13:50 – 14:50 |
授業支援ツールと活動の紹介 2017年度 活動紹介 抄録 研究センターの概要、2017年度の主な活動、センターが開発しサービスを提供しているシステムなどの概要を説明します。 授業支援ツール紹介 (jimon, OATube, Gradebook File Manager, peas, match) 抄録 研究センターが開発しサービスを提供している代表的なシステムについて、開発に至った経緯、機能、ユースケースなどを説明します。 |
14:50 – 15:10 | 休憩 |
15:10 – 16:50 |
授業実践の報告 【OATube】反転授業実践報告 【OATube】授業におけるビデオの利用を支援するOATubeシステムの活用事例報告 【match】ゼミ応募支援システムmatchの経営システム工学科での利用例 抄録 情報メディア教育研究センターではゼミ選考を支援するためのシステムmatchを開発し、経済学部と理工学部の一部学科にてゼミ選考やPBLのグルーピングに利用しています。本報告ではその中の一例として昨年度から利用を開始している理工学部経営システム工学科のゼミ選考での利用事例について報告します。 【peas】相互評価支援ツールpeas紹介-デザイン工学部と成蹊大学での利用例 抄録 情報メディア教育研究センターでは学生同士のプレゼンテーションの相互評価を行うためのシステムpeasを開発し、授業で利用しています。今年度は新たにグループ評価機能の実装とIMS LTIへの対応をしました。今回の報告では活用事例としてデザイン工学部での授業利用と成蹊大学でのLTIツールの大学間共有の試みについて紹介します。 |
16:50 – 17:00 | 閉会の辞 |
問合先:情報メディア教育研究センター事務局
Mail: media@ml.hosei.ac.jp