山﨑綾香さん(2022年3月卒業)
グローバル教養学部(GIS)を卒業し、現在は株式会社セールスフォース・ジャパンで企業の成長を支援する業務に携わる卒業生にお話を伺いました。学生時代の取り組みや現在の仕事、そして将来の展望についてお聞きしました。
■ 今回の質問内容
現在の仕事内容について教えてください。
なぜその業界や企業を選んだのですか?
学生時代に力を入れていたことを教えてください。
GISでの学びが今の仕事にどう生きていますか?
今後のキャリアビジョンについて教えてください。
グローバル教養学部(GIS)の好きなところを教えてください。
GIS生を目指す高校生にメッセージをお願いします。
山﨑綾香さん
セールスフォースを導入いただいたお客様向けに、弊社製品で課題解決や業務効率化ができるよう各社のニーズに合わせて構築していたくパートナー企業のご支援をしてます。担当企業のSalesforce関連ビジネスが成長するよう、導入プロジェクトの品質の維持や、どういった施策を打ち出せば案件を増やせるか等、コンサルティングのような立ち位置で担当企業の事業成長のご支援を行っております。
セールスフォース・ジャパンに入社した決め手は、企業文化です。
弊社は、社会貢献や多様性というテーマが企業に根付いております。弊社では株式の1%、製品の1%、従業員の就業時間の1%を、より公平でサステナブルな世界を築くために活用する「1-1-1モデル」というものがあり、社員のボランティア活動を推奨しております。また、様々な社会課題に対する従業員のリソースグループもあります。私自身も現在LGBTQ+への理解と権利を啓蒙するリソースグループに所属しております。自分自身、社会学のゼミ出身かつ、継続的にボランティアに力を入れていたことから、会社の売り上げだけでなく、社会を形成する一つの組織として社会にポジティブなインパクトを与える社風に魅力を感じ、入社を決意しました。
学生時代には児童支援のボランティアに力を入れておりました。
機能不全家庭の支援や、児童養護施設のボランティア等、様々な家庭の事情を抱えた子どもたちが楽しい時間を過ごせるよう、将来の選択肢を広げられるよう支援をしておりました。
担当企業と弊社、両者Win-winな関係を築くには色々なスキルが必要となります。GISで勉強した、様々な分野での知識が土台としてあるので、色々な分野でのキャッチアップがしやすかったです。私の仕事では、担当企業の業績や事業計画や理解し、施策提案を行い、実行してもらうことが大事になります。Financeの授業で学んだ決算の読み方や、Psychologyで学んだ人を前向きにさせるアプローチ等様々な分野での基礎知識が活かせれていると感じます。
キャリアビジョンとして、自分自身でキャリアを選択できるような市場価値の高い人材になりたいと思っております。将来的には国を超えて、海外での仕事にもチャレンジしてみたいと思っております。
GISの魅力は、芯があり、バックグラウンドや個性豊かな人が沢山いるところです。
皆さんGISの特徴に惹かれて来ているので、自分の考え方ややりたいことのビジョンを持たれている人が多い傾向にあります。多様な方々と大学生活を共にすることで、自分だけでは出会えなかった価値観に出会えました。
また、個性豊かなメンバーが多い分、「こうあるべき」という考えが薄く、多様な個性を尊重してくれるので、自分らしくのびのびできるというのもGISの大好きなポイントです!
もしかしたら言語面で不安を抱えられている方もいらっしゃるかもしれません。
言語なんてその環境に身を置けば、自然と頑張れるし伸びていくものだと思うので、少しでもGISいいなーと感じたらぜひチャレンジしてみてください!
山﨑さん、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!
ITの力でビジネス成長を支援しながら、社会課題にも積極的に取り組まれている姿がとても印象的でした。特に、GISで培った多角的な視点や幅広い知識を生かし、企業の課題解決に貢献されている点がGISの強みをよく表していると感じました。
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです。