2027年度入試のお知らせ – 受験生の皆さんへ
グローバル教養学部(GIS)は、共通テストを含む一般選抜において、英語に加え、複数科目で高い学力を持つ、バランスの取れた受験生を対象とする入試を今後一貫して実施していきます。その方針に基づき、2027年度入試(2027年4月入学者対象)より、以下のとおり変更します。
・「A方式」の換算スコアの変更
・「英語外部試験利用入試」の廃止
・「共通テスト利用入試C」の導入
本学入試情報サイト「(2027入試)2027年度入試に関するお知らせ」も併せてご確認ください。
従来は英語の換算スコアが非常に高く設定されていましたが、英語力の向上が著しい近年の受験環境を踏まえ、換算スコアを調整しました。ただし、1年次に履修するアカデミックスキル科目では、英語力に応じた指導を行いますので、これまでと同様TOEFL、IELTS、英検のスコア・級を出願資格とします(英検準1級については、CSEスコアが2350未満でも出願可能です)。これらの変更により、「A方式」は3科目のバランスが取れた受験生がより多く受験しやすい入試制度になります。
「英語外部試験利用入試」は、英語外部試験のスコア・級を提出し、それを130点、140点、150点のいずれかに換算し、国語または数学を選択する形式の試験でしたが、先に述べた方針に基づき廃止します。
現行の「共通テスト利用入試B」に加えて「共通テスト利用入試C」を導入します。「共通テスト利用入試C」は「共通テスト利用入試B」のように英語外部試験のスコア・級で出願資格を設けず、共通テストの「外国語」を受験します。外国語の種別は英語に限定されませんが、1年次に履修するアカデミックスキル科目は、英検準1級以上の英語力を想定しています。なお、「共通テスト利用入試B」の出願資格の一つである英検準1級のCSEスコアは、A方式に合わせて廃止します。
以上の変更により、共通テストを含む一般選抜の定員は、以下の通りとなります。
・A方式:10人
・共通テスト利用入試B:17人
・共通テスト利用入試C:3人
グローバル教養学部(GIS)では、上記の一般選抜に加え、「総合型選抜(自己推薦入試)」(定員40名)や「学校推薦型選抜(指定校選抜)」など、複数の入試方式を実施しています。総合型選抜 では、英語力、評定平均、課外活動、リーダーシップ経験などを総合的に評価し、合否を決定します。学校推薦型選抜では、学部が指定する英語外部試験のスコアと評定平均の基準を満たすことが必要です。
GISでは、多様な入試方式を用意しており、受験生の皆さんが自身の強みを活かせる方法で挑戦できる環境を整えています。ぜひ、自分に合った入試を選び、積極的に出願してください。意欲ある受験生の皆さんの挑戦をお待ちしています。
法政大学 グローバル教養学部(GIS)
学部長 福岡 賢昌