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曽村充利名誉教授に名誉称号記が授与されました

  • 2023年07月21日
  • 受賞
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  • 学部長とのツーショット

  • 表彰状授与の様子

  • 曽村名誉教授からのご挨拶の様子

2023年3月までグローバル教養学部の教授を務めた曽村充利氏に2023年4月1日付で名誉教授の称号が授与されたことを受け、グローバル教養学部を代表して福岡賢昌学部長より名誉称号記が手渡されました。

曽村名誉教授は47 年という年月を法政大学と共に歩んで来られました。
グローバル教養学部において、教育、研究のみならず学部運営の領域においても貢献をされました。
1982 年に人文科学研究科英文学の博士後期課程を修了されてすぐに第二教養部の非常勤講師を務められました。1984年には経済学部助教授になられ、その7 年後の1991 年に教授となられました。2003 年より人文科学研究科英文学専攻の兼担教員を務められながら、2006 年にはGIS の前身であるInstitute of Global and Interdisciplinary Studies (IGIS)の立ち上げに尽力され、2008年のグローバル教養学部(GIS)の設立に多大な貢献をされました。また、GIS が設立当初から誇る学部独自の留学プログラムOverseas Academic Study (OAS) は、プログラム立ち上げの際に、曽村先生がアメリカのサンノゼ州立大学まで赴き、留学の受け入れを自ら交渉されました。2008 年より教授会主任として3年(2008-2010)、さらに学部長として5年(2011-2014; 2017)務められました。

曽村名誉教授の研究分野は十七世紀英文学であり、特にイギリス形而上派の詩人ジョン・ダンと、「ジョン・ダン伝」を著したアイザック・ウォルトンの研究に従事されました。英米文化学会では2014 年度まで理事長、2015 年から2021年度までは会長、2022年度には理事長を務められています。

名誉教授の称号はこれらの多大な貢献に対して贈られたものです。