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CAMP in Campusにおいて応急給水活動を体験しました

  • 2025年03月26日
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ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)では、現代福祉学部水野雅男教授が提唱する「CAMP in Campus」の活動をSIC教員プロジェクトとして支援しています。
3月15日~18日にかけて、「CAMP in Campus」の活動の一環として、集中授業「社会連携フィールドワーク(アドバンス)」を多摩キャンパスで実施し、そのプログラムにおいて、東京都水道局寺田配水所での応急給水活動を体験しました。

「CAMP in Campus」では、被災時における新たな避難生活のあり方として、大学キャンパス内でのテント泊の展開を目指していますが、避難生活を送る中で重要な“水の確保”は大きな課題となります。多摩キャンパスに隣接する寺田配水所は東京都の災害時給水ステーションの1つになっています。2024年10月に、水野教授、水野ゼミの学生、多摩事務部職員が応急給水訓練の活動に参加したことがきっかけで、今回の集中授業でのプログラムに加えることとなりました。

3月15日(土)、東京都水道局・東京水道株式会社および八王子市水環境整備課の協力の下、集中授業の受講学生16名が応急給水活動を体験しました。
東京都水道局担当者の指導の下、給水器具の組立から水質確認に至るまでの一連の応急給水施設の開設作業を体験し、運搬用のバッグに給水しました。
グループに分かれた給水器具の組み立てには苦戦する様子も見られましたが、学生同士でコミュニケーションを取りながらスムーズに組み立てていきました。また、東京都水道局様より6Lまで運べる給水バッグが支給され、キャンパスまでの運搬も含めて体験しました。リュックとして背負うことで6Lの水を詰めても運搬しやすいことなど、体験を通じて得られる内容は大変多かったようです。

ご協力頂きました東京都水道局・東京水道株式会社、八王子市水環境整備課の皆様には感謝を申し上げるとともに、参加した学生や教職員たちから日頃の防災意識を高められるよう引き続き取り組んでいきます。

参考
  • 給水器具の組立の様子①

  • 給水器具の組立の様子②

  • 器具の連結が完了し、蛇口から給水できる状況に

  • 給水開始前には水質検査を行い、異常が無いことを確認

  • 参加学生たちで給水を体験

  • 後日のテント泊実証実験時の調理に利用しました

お問い合わせ

ソーシャル・イノベーションセンター

メールアドレス:sic◎ml.hosei.ac.jp
(お問い合わせの際は記号を半角@に変更してください)