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【開催報告】輪島塗救出プロジェクト・チャリティーイベントを開催しました

  • 2024年12月20日
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2024年12月16日(月)、多摩キャンパス円形芝生広場を会場に、「輪島塗救出プロジェクト・チャリティーイベント」を開催しました。
本イベントは、現代福祉学部水野雅男研究室が取り組む「ボランティアキャンプすず」の活動に参加した学生有志が、能登半島の被災地支援のために行ったチャリティーイベントです。
当日は、学生や教職員など多くの方々にご参加いただき、それぞれの寄付金額に応じた輪島塗をお渡ししました。
また、イベント前日の12月15日(日)には多摩キャンパスで開催された「多摩キャンパス開設40周年記念×第40回多摩シンポジウム」においても同イベントを開催し、多くの来場者の皆様にご協力いただくことができました。

SICでは今後も学生や教員による活動を幅広くサポートしていきます。

輪島塗救出チャリティーイベント

現代福祉学部水野雅男研究室は、2024年元日に発生した能登半島地震を受け、夏休み期間中に石川県珠洲市の「ボランティアキャンプすず」を拠点にしたボランティアキャンプマネジメント実習を実施しました。能登半島の先端、珠洲市でのボランティア活動のみならず、ボランティアキャンプ場の管理運営にも携わり、全国から集う一般ボランティアの方々と交流しながら、被災地支援を多様な角度から体験できるフィールドワーク(実習)です。
今回のイベントは、このフィールドワークに参加した学生有志が、能登半島地震により倒壊した家の被災者から許可を得た輪島塗の漆器を活用し行っています。皆様からのご寄付の金額に応じて、輪島塗の漆器をお渡しいたします。皆様からいただいたご寄付は、本活動の元団体である「SAVEIWATE」を通して、石川県珠洲市の10の町内会および輪島漆器商工業協同組合等へお届けいたします。

主催した学生からのコメント

12月15日と16日の2日間にわたり、私たちは輪島塗チャリティーイベントを開催しました。初日の15日には法政大学多摩キャンパスで行われた多摩シンポジウムにて、また翌16日には円芝でイベントを実施しました。両日ともに、多くの学生や教職員の皆様にご来場いただき、たくさんのご支援をいただくことができました。
このイベントでは、多くの方々のご協力により、2日間で合計114,120円の支援金を集めることができました。この支援金は、輪島漆器商工業協同組合に募金させていただきます。
今後も機会があれば、多摩キャンパスでのイベントを検討し、より多くの方々に輪島塗の魅力を知っていただけるよう活動を続けてまいります。ご支援いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

ボランティアキャンプすず

「ボランティアキャンプすず」は能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市の鉢ヶ崎オートキャンプ場に設置されたボランティア滞在のためのテント村です。
法政大学現代福祉学部水野雅男教授が中心となり、能登半島地震のボランティアに訪れる人々の活動拠点として整備されました。
2024年8月の夏休み期間中には、法政大学の学生もボランティアマネジメント実習として、珠洲市でのボランティア活動やボラキャンすずの運営に携わりながら、被災地の現状について調査研究を行いました。
ボラキャンすずの活動の様子や、宿泊の申込については下記のFacebookページをご覧ください。

Camp in Campus

Camp in Campusは避難生活の代替案として大学のキャンパス内で野営を行うことを提案し、実際に大学内でテントを張ってキャンプを行う実証実験の取り組みです。
キャンパス内の芝生広場(ひだまり広場)を会場として、年に4回、各シーズンごとに実施をしています。実際にキャンプをすることで、被災して家に戻れない場合のシミュレーションを行うことにもつながります。

Camp in Campusの活動内容や参加については、下記のFacebookページに随時最新情報がお知らせされる予定です。

 
  • 輪島塗救出チャリティーイベントの様子

  • 多くの皆様にご支援いただきました

  • ご寄付の金額に応じて輪島塗をお渡ししました

  • 珠洲市でのボランティアマネジメント実習の様子

  • Camp in Campusの様子

  • Camp in Campusの様子

お問い合わせ

ソーシャル・イノベーションセンター

メールアドレス:sic◎ml.hosei.ac.jp
(お問い合わせの際は記号を半角@に変更してください)