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【開催報告】「第39回多摩シンポジウム 南極から迫る気候変動~SDGs 私たちにできることを考える~」を開催しました

  • 2023年11月29日
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ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)では、11月3日(金)に「第39回多摩シンポジウム」を開催しました。多摩キャンパス大教室B棟201教室を会場に、約55名にご参加頂きました。
今年度は、「気候変動」をテーマに、第63次南極越冬隊隊長を務められた本学社会学部の澤柿教伸教授と、気候変動枠組条約締約国会議(COP)で活躍されているWWFジャパンの小西雅子氏をゲストにお招きし、講演とパネルディスカッションを実施しました。
澤柿教授からは、南極越冬隊隊長として過ごされた南極の様子や、本学が掲げる「実践知(※現実と直面しながら、理想の社会をつくるために課題を解決する知恵・知性を表しています)」と絡めながら、リベラルアーツをキーワードに多様な視点を持って考えていく必要性をお話頂きました。
小西氏からは、COP28を目前にしたタイミングで気候危機をめぐる政策的な展開について、科学的な知見やCOP28開催に向けた注目点についてご講演頂きました。
パネルディスカッションでは、SIC副センター長の図司直也現代福祉学部教授が進行役となり、気候変動が迫るこの時代において、我々の市民レベルでできるヒントを探り、参加者からの質問などにも応じて頂きました。
気候変動はこれからの世界で避けて通れないキーワードになっており、興味関心を持って参加される地域住民の皆様も多かったようです。

また、シンポジウム開催会場では、SICで活動する学生プロジェクト「佐野川プロジェクト」による佐野川茶販売ブースも設けました。来場者には試飲のお茶も配付したこともあり、多くの来場者にご購入頂きました。

多摩シンポジウムは、近隣地域への知的貢献および地域社会との連携を目的としており、来年度以降も本学の教育研究を生かしたテーマで開催していきたいと考えています。
なお、第1部講演の様子はアーカイブ配信(Youtube)にて公開しています。本ページの下部にも掲載していますので、ぜひご覧ください。

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ソーシャル・イノベーションセンター

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