お知らせ

【開催報告】「SIC開設記念×地域交流DAY2023」を開催しました

  • 2024年03月15日
  • イベント・行事
  • 産官学・社会連携
お知らせ

ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)では、2月23日(金)に「SIC開設記念×地域交流DAY2023」を開催しました。当日は雪交じりの天候になりましたが、多摩キャンパス経済学部102教室を主会場に、150名以上の方々にご参加頂きました。
SICの前身となる多摩地域交流センター(HUCC)開設時から続く「地域交流DAY」は、学生プロジェクトの年度末の活動報告として開催していますが、今年度はSICの開設初年度にあたり、「SIC開設記念」として廣瀬克哉総長、法政大学校友会竹中宣雄会長をお招きし、SICにおける様々な活動の紹介や展望などを語るイベントとなりました。
イベント当日の様子は、アーカイブおよびダイジェスト動画を下記リンクに掲載していますので、ぜひご覧ください。

第1部:SIC開設記念
  1. 廣瀬克哉総長ご挨拶
    多摩キャンパスにSICを開設する意義についてご挨拶を頂きました。多摩キャンパスの立地環境を交え、将来に必要とする社会課題の解決のヒントを生み出していく生きた場として、キャンパスに集う学生・教職員たちの活動拠点としてSICが設置されていることや、地域や大学にとって生き生きとした学びの機会が豊富に与えられることへの期待が述べられました。
  2. SIC新規事業「たまらぼ」
    SIC主催で実施する教育プログラムとして、「たまらぼ」のプログラムが誕生しました。「学生たちが自ら行動して新しいチェンジを生み出すための場」と位置づけたプログラムの理念や、2023年11月からのプログラムの様子が紹介され、3月5日に行われる最終発表会(DEMO DAY)に向けた期待が述べられました。
    また、法政大学校友会竹中宣雄会長からは、「たまらぼ」を始めとした社会課題解決に向けた取り組みに対して、大学や学生への期待の言葉を頂きました。
  3. 教員プロジェクト活動紹介
    多摩キャンパスを拠点に災害時の避難生活の改善に向けた「CAMP in Campus」の活動を行う現代福祉学部水野雅男教授より紹介されました。
    水野教授は2024年1月1日に発生した能登半島地震における石川県珠洲市でのベースキャンプ設置の活動にも入られており、珠洲市からオンラインで参加され、被災地の状況も報告されました。
第2部:学生プロジェクト最終報告会

今年度、SICに登録している学生プロジェクト11団体と学生ボランティアスタッフによる年度末の最終報告を行いました。それぞれのプロジェクトで捉えた「社会課題」に対して、実施した取り組みや課題、次年度に向けた展望などが報告されました。今後も学生目線で地域やキャンパスにおける社会課題解決を目指す取り組みにこれからもご期待ください。

第3部:事例紹介

館ヶ丘団地を事例に学生が果たした役割や連携の可能性について、八王子市第1層生活支援コーディネーターの今泉靖徳氏にご紹介頂きました。今泉氏が八王子市館ヶ丘団地の「ふらっと相談室」に着任した12年前からの出来事を振り返り、本学の学生と協力しながら発展してきた活動や、住民たちの変化が語られました。参加者からのアンケートでは、当時の状況への驚きの声とともに、住民と学生が繋がって地域が盛り上がる過程に強い印象が残ったコメントが多く寄せられました。

クロージング

糸久正人SICセンター長より「1つ1つの活動が積み重なり大きな変化を生み出せる」、「学生のパワーは地域を変えられる」、「地域が考えている仕組みの中で、自分のアイディアを地域の中で試してほしい」点を参加者の方々との共有としてまとめ、これからのSICへの活動に理解を求めるご挨拶がありました。
また、ご来場頂いた皆様に、SICロゴマークを決定する最終投票にご協力頂きました。最終の2案から得票の多かったロゴがSICロゴマークとして、決定しました。詳細は下記リンクをご覧ください。

 

  • 廣瀬克哉総長ご挨拶

  • 竹中宣雄法政大学校友会長ご挨拶

  • 多くの参加者に学生からの発表を聞いて頂きました

  • 学生プロジェクトの報告

  • 第3部事例紹介にて登壇された今泉靖徳氏(八王子市第1層生活支援コーディネーター)

  • 閉会挨拶(糸久正人SICセンター長)

  • 会場ではブース展示に合わせ、佐野川茶の試飲も実施

  • 小雪の降る中で、温かい佐野川茶は喜ばれました

  • SICロゴマークも決まりました!

お問い合わせ

ソーシャル・イノベーションセンター

メールアドレス:sic◎ml.hosei.ac.jp
(お問い合わせの際は記号を半角@に変更してください)