SICでは学生も地域も共に学び、“語り合う場”としてSICカフェを開催しています。
2025年度秋学期は計2回のSICカフェを開催いたしました。各回の様子についてこの記事でご紹介します。
2025年度第4回目のSICカフェは、佐賀県嬉野で温泉旅館を営みながら、「暮らし観光」や「ティーツーリズム」など新たな旅のスタイルづくりに取り組む北川健太さんをゲストにお招きしました。
佐賀県嬉野市は、嬉野温泉と嬉野茶、さらに陶器(備前吉田焼)が有名なまちですが、バブル崩壊以降、観光客の減少に悩まされていました。そこで地域の旅館経営者や茶農家の方々が協働して生み出したのが、「一杯のお茶を求めて旅する」という「ティーツーリズム」というスタイルです。
高台の茶畑の中に設置した天茶台など特別な空間でお茶を提供する「茶空間体験」や、嬉野茶を持ち歩きながら観光することのできる「歩茶」など、お茶をめぐる「体験」をデザインすることで、お茶の付加価値を高め、観光地に来る人も増加するという相乗効果を生み出しています。
カフェに参加した学生の中には、佐野川地区でお茶栽培に取り組む「佐野川プロジェクト」の学生もおり、自分達の取り組む活動とリンクさせながら、既存の資源を活用して地域を活性かする方法について考え直すよい機会となりました。
2025年度第5回目のSICカフェはトラパス株式会社の八木 誠さんをお招きし、アイデアを形にするための考え方「プロダクトマネジメント思考」についてのレクチャーを行っていただきました。
学校向けのシステム開発やキャリア支援会社で事業や組織開発を行ってきた八木氏からの具体例を用いたレクチャーや、ワークショップも交えながら、アイデアを形にするための道筋や、そのための組織(仲間)の作り方などについて学ぶことができました。
SICに所属する学生プロジェクトの中にも、メンバー数が拡大したことで、メンバー間での情報共有や役割分担などチームマネジメントに悩むプロジェクトが増えてきています。参加した学生からは、「メンバーで目的意識を共有することの重要性がわかった」、「今後の活動に活かしたい」といった声が聞かれ、自分たちの活動の進め方を見直す機会となったようでした。
ソーシャル・イノベーションセンター
ソーシャル・イノベーションセンター
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