「学生プロジェクト助成金」への応募は、春学期と秋学期の2回あります。春学期は年間を通して活動するプロジェクト、秋学期は年度に入ってからプロジェクトを立ち上げ、秋学期の活動に対して助成金を希望するプロジェクトを主に対象にします。
助成金制度には年間の全体予算が決められていることから、プロジェクトからの応募を踏まえ、教職員で構成する「ソーシャル・イノベーションセンター運営委員会」で審査し、助成対象の採否・支給金額を決定していきます。助成金の使途や運営方法については、助成金制度募集期間に合わせて開催する説明会などで詳細を説明しますので、必ず参加の上、申請手続きを取ってください。
申請時に提出する活動予算書も、年度末に提出する会計報告書も、単なる数字の羅列ではありません。
「活動予算書」は、どのようにお金を使うのかという計画を立てることで、活動を具体化する設計図になります。同様に、「会計報告書」は、「使ったお金の説明書」という意味のほか、お金の使い方から「活動の実績や成果(費用対効果も含む)を振り返る資料」となります。
自主的な運営・自立した活動に高めていくことも本プロジェクトの目的の一つであり、達成に近づくことは大きな成果です。助成金収入だけでは活動の継続や発展が難しい場合には、助成金以外の収入を得る方法を合わせて考えることも必要です。収入をどのくらい見込んで、さらにどのような取り組み・努力が必要なのかという指標を持つことが大事です。支出と同様に、収入に関しても可視化することが大事です。
会計報告をする際、残金が生じた場合は、大学に返還していただきます。
助成金返還時に生じる「振込手数料」は、振込人負担となり、助成金の対象経費にはなりません。また、「活動報告書」と「会計報告書」を指定の期日までに提出できない場合、助成金を全額大学に返還していただきます。
各年度で最新の募集要項をお知らせし、必要とするプロジェクト団体は指定される期間に必要書類をまとめ、ソーシャル・イノベーションセンターに提出してください。応募に際しての相談も随時受け付けますので、困ったことがありましたら、まずはソーシャル・イノベーションセンターに相談しましょう。