SICについて

センター長挨拶

SICについて

法政大学ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)は、多摩キャンパスが立地する町田市、八王子市、相模原市といった周辺地域の社会課題の解決にチャレンジすべく、2013年度に開設した多摩地域交流センター(HUCC)を発展的に改組し、多摩キャンパスのボランティアセンターも統合することで、2023年度に新設しました。HUCCの10年間の歴史の中で、学生たちは周辺地域との交流を深め、周辺地域の方々とともに、都市部、および農村・山間部における様々なフィールドで社会課題の解決にチャレンジしてきました。団地や商店街の活性化、地域コミュニティの再生、災害対策、伝統文化の継承、耕作放棄地の有効活用、サーキュラーエコノミーの実現等、一部のプロジェクトでは目に見える成果にも結びついています。SICではこうした活動を引き継ぎ、周辺地域の方々との交流をより一層深めながら、企業や行政とも連携を図りつつ、社会課題解決のための仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。
なお、当センターは本学教職員で構成される「ソーシャル・イノベーションセンター運営委員会(センター長、副センター長含む)」によって運営され、日常業務はコーディネーター、本学職員、および学生スタッフが担当しております。また、専門領域を有した連携研究員も所属しています。当センターの取組に関心のある方は、どなたでもお気軽にお問い合わせ、お立ち寄りください。周辺地域、企業、行政の方々には引き続きご支援頂ければ幸甚です。何卒よろしくお願い申し上げます。

2023年4月
ソーシャル・イノベーションセンター長 糸久 正人(社会学部准教授)