お知らせ

【実施報告】「中標津町フィールドワーク2025」を実施しました

  • 2026年02月18日
お知らせ

「中標津町フィールドワーク2025」を実施しました

 北海道中標津町および中央コンピューターサービス株式会社との連携のもと、関西大学と共同したプログラム「中標津町フィールドワーク2025」(正課外)を、2025年6月30日(月)、8月6日(水)、8月31日(日)~9月6日(土)の計9日間で実施しました。

実施概要

  • 日 程: ①事前学習:2025年6月30日(月)、8月6日(水)
         ②現地フィールドワーク:8月31日(日)~9月6日(土)
  • 場 所: 北海道中標津町
  • 対 象: 法政大学および関西大学に所属する学部生・大学院生
  • 運 営: 中標津町、中央コンピューターサービス、法政大学、関西大学

実施報告

 本プログラムでは、北海道の東部、世界自然遺産の知床の基部に位置し、雄大な自然景観、国内有数規模の酪農等で知られる一方で、他地域と同様に人口減少・少子高齢化が大きく影響し、後継者・担い手の不足、特に若年層の町外流出等の課題を抱える中標津町へ実際に訪れ、「中標津町“だからこそ”の、私たちにできること」をテーマに実施しました。

 参加者9名(うち法政5名、関西4名)は、中標津町内の視察や町との懇談会、地域おこし協力隊との意見交換会等ののち、チームに分かれて現地調査を行いました。最終的には5つのチームに分かれて、テーマに対する最終発表を行いました。

【各チームの発表内容】

まおかれんチーム

発表タイトル

子ども×いきいきした高齢者

目的・背景

中標津町における高齢者の転出増加と、健康寿命への関心の高まりを課題とした。

取組内容

町内高齢者の集まる場での交流を契機にした学びを活かし、地元高齢者と子どもが関わる場づくりの仕組みを検討。

提案内容

小学生〜高校生が放課後に高齢者と交流できる仕組みを提案。

高齢者はスポーツで健康に、子どもは多世代交流で地域への想いを育む。

期待される効果

高齢者の健康維持と子どもの地域愛育成に繋がり、将来「中標津町で暮らしたい」と思える選択肢の創出を目指す。

チームみらいっち

発表タイトル

中標津発!みらいっち交通

目的・背景

地元高校生が中標津町の魅力を実感できていない現状を課題とした。

取組内容

高校生の行動範囲が家–学校間に限定されがちな点に着目。

提案内容

地域住民の自家用車で高校生を目的地へ運ぶ移動サービスを企画(ヒッチライク)。

「みらいっち交通」として高校生の移動機会を増やす交通サービス。

期待される効果

行動制限が減少し、町の自然・魅力を体感できる機会増加、Uターン・Iターンを含めた将来選択肢の拡大が期待される。

チームハーフステップ

発表タイトル

0.5-STEP (ハーフステップ) プロジェクト~あなたと共に踏み出したい~

目的・背景

自らの地元と中標津町の少子高齢化に対する不安、地域衰退への危機感。

取組内容

高校生(1・2年生)が出店体験できる仕組みを考案。

提案内容

「0.5-STEP (ハーフステップ) プロジェクト」

高校生が屋台形式で出店し、飲食ビジネスを体験できる企画。

期待される効果

高校生の起業意欲を育成し、地域に残る・働く・夢を叶える選択肢を増やす一助となることを目指す。

チーム創生

発表タイトル

中標津町を「地域創生」の意味を考える場所に

目的・背景

「地域創生」という言葉が人によって異なる理解をされており、地域の一体的な取り組みが進みにくい現状を問題として捉えた。

取組内容

映像制作の強みを地域創生の気づきにつなげる方法を検討。

提案内容

「地域創生のリアル映像祭 in 中標津町」の開催を提案。

全国からドキュメンタリー映像を募集し、町民投票を導入するイベント設計。

期待される効果

映像を通じて地域創生の課題理解が促進され、参加者同士の対話と学びの場が生まれる場づくりを目指す。

チーム小笠原★ホジュン

発表タイトル

夏のランニング聖地 中標津

目的・背景

インタビューにより、「自然を楽しみたい観光ニーズの高まり」を知った点を課題とした。

取組内容

ランニング目的での旅行増加、夏の気候が快適な点に着目。

提案内容

ランニングイベント「ギューラン」の企画。

走行コース設計、参加プラン・プロモ戦略、フィニッシュ後サービス(牛乳提供)などを検討。

期待される効果

中標津町を「ランニング聖地」と位置付け、観光需要喚起と地域ブランディングの実現を目指す。

 

 参加学生たちは、発表した成果物以上に、地域の課題と正面から向き合う貴重な経験をすることができました。
 参加学生たちへのインタビューについては、本プログラムの運営である中央コンピューターサービスが丁寧に記事にしています。ぜひご覧ください。

 外部サイト:https://note.com/michishiloca

  • 現地フィールドワーク初日キックオフミーティング

  • 中標津町内の視察

  • 町長との懇談会の様子

  • 地域おこし協力隊との意見交換会の様子

  • 発表に向けたグループワーク

  • 最終発表会の様子