お知らせ
法政大学では、
その一環として、SDGsに関心を持つ学生による大学公認学生組織「SASH(サッシュ)」を設立し、所属する学生たちが日々主体的に活動を展開しております。
今回は、法政大学中学校の短縮授業期間において、SASHの脱炭素推進チームが法政大学デザイン工学研究科中野研究室と協力し、「CN2050 ~脱炭素ボードゲーム~」(※)を用いた「脱炭素アクション」に関する出前講座を行いました。
※「CN2050 ~脱炭素ボードゲーム~」とは
暮らしの中の脱炭素アクションを題材とした楽しく遊べる協力型ボードゲームで、法政大学デザイン工学研究科中野研究室(当時川久保研究室)が開発しました。
「CN2050 ~脱炭素ボードゲーム~」の詳細は、こちらもご参照ください。
当日は、1・2時限目に1年3組・4組の合同、3・4時限目に1年1組・2組の合同で、それぞれ講座を実施しました。
はじめに、研究室の学生が、現在の気候変動の状況や環境問題に対する世界の動向について、基礎的な講義を行いました。
日常生活に関わる身近な話題も盛り込まれており、生徒の皆さんは熱心に耳を傾け、講師の学生からの問いかけやクイズにも積極的に答える様子が見られました。
続いて、生徒の皆さんには1グループ5~6名に分かれていただき、「脱炭素ボードゲーム」を体験してもらいました。
各グループでは、「どのようなアクションが脱炭素につながるのか」について話し合いながら、楽しそうに取り組む様子が印象的でした。
研究室およびSASHの学生もレクチャー役として各グループに入り、ルールの説明を行いながら、生徒の皆さんとの交流を深めました。
グループによっては、2周目・3周目のゲームに挑戦するなど、楽しみながら「自分たちにできる脱炭素アクション」について学ぶ姿が見られました。
ゲーム体験の後は、講義やゲームを振り返りながら、「自分たちにできる脱炭素アクションに、ぜひチャレンジしてほしい」と生徒の皆さんにメッセージを送りました。
また、アフタートーク企画として、大学生が普段どのようなことを学び、どのような活動に取り組んでいるかを紹介する時間もいただき、研究室やSASHの活動をお伝えしました。
今回の講座が、中学生の皆さんにとって「大学って何だろう」を考えるきっかけになっていれば幸いです。
今回の企画を契機として、今後も付属校と連携した取り組みを進めてまいります。
デザイン工学研究科中野研究室の学生による講座の様子
CN2050 ~脱炭素ボードゲーム~