お知らせ

【実施報告】「Re:Think!PETボトル」を実施しました

  • 2025年07月14日
お知らせ

STARTプログラム「Re:Think!PETボトル」を実施しました

法政大学は、SDGsを学べる産官学連携プログラムとして、2022年度よりSTARTプログラムを実施しています。
(参考)STARTプログラムについて詳細はこちら

今回は、「Re:Think!PETボトル -資源を「ゴミ」にしない社会へ-」と題して、飲料メーカーから廃棄物回収・中間処理・リサイクル・再商品化など、関連する多様な業種が集まり形成する「あすの資源を考えるコンソーシアム」を講師に迎え、企業と地域が連携して取り組む廃棄物回収から再生・再資源化までの資源循環の仕組みについて学ぶプログラムを行いました。
(参考)プログラム紹介ページはこちら

実施概要

  • 日時 : 7月1日(火)17時30分~19時05分/7月5日(土)9時00分~12時05分 の2日間で実施
  • 場所 : 法政大学市ヶ谷キャンパス富士見坂校舎F310教室(1日目)/(株)首都圏環境美化センターリサイクルセンター施設(2日目)
  • 対象 : 法政大学・千代田区キャンパスコンソーシアム構成大学(※)および法政大学と連携する大学・高校に所属する大学生・高校生
  • 講師 : あすの資源を考えるコンソーシアム(全国清涼飲料連合会、株式会社首都圏環境美化センター、株式会社木下フレンド、進栄化成株式会社、株式会社スーパーメイト、アートファクトリー玄株式会社)

1日目(7/1(火))

1日目は、あすの資源を考えるコンソーシアムより、全国清涼飲料連合会様、株式会社首都圏環境美化センター様、進栄化成株式会社様、株式会社スーパーメイト様の4社に登壇いただき、各企業・団体の取り組みをご紹介いただきました。リレー方式で一貫した流れに沿って説明いただいたことで、関連企業がコンソーシアムを形成して取り組む資源循環の重要性や企業連携の意義等にも着目しながら、業界の現状や課題を学ぶことができました。その後は、グループにわかれ、講演を聞いて印象に残ったことや学んだことの共有および学生の立場から学んだことを社会に広めていくアイデアについて、話し合いました。グループには、あすの資源を考えるコンソーシアムから各社担当者の方も加わり、様々なアドバイスをいただくことで、参加する学生にとっても学びが多く、企業・団体含めた貴重な対話の時間となりました。

2日目(7/5(土))

2日目は、「あすの資源を考えるコンソーシアム」に参画されている株式会社首都圏環境美化センター様のリサイクルセンター施設を見学しました。はじめに、同社が取り組まれている事業内容や施設の概要についてご説明いただいた後、実際に各リサイクルセンターの設備や処理工程を見学しました。現場で稼働する機器や作業の様子を間近で見るとともに、廃棄物処理のプロセスや、現場で直面している課題について学ぶことで、中間処理のリアルな現場を肌で感じることができました。特に、日常生活と深く関わる「廃棄物」をテーマとした今回のフィールドワークは、参加した学生にとっても非常に身近で学びの多い、大変貴重な機会となりました。

参加者の声

  • リサイクルの中間処理の現場を見たり、様々な立場の人の話を聞けたりするなど貴重な経験ができて良かった。
  • それぞれの会社の皆さんが社会的使命を考え企業活動されている事実に感銘を受けた。
  • 飲料メーカーや中間処理施設など、生産者から消費者までの流れに携わる方々のお話を伺い、「プラスチック=悪」という大きな枠で捉えるのではなく、ペットボトルの有効活用の可能性や現場での課題についても考えるきっかけとなりました。
  • 私たち大学生が、若い世代からリサイクルの大切さを伝えていくことが大切だと改めて感じました。
  • 【1日目】講演会の様子

  • 【1日目】企業を交えたグループワークの様子

  • 【2日目】施設見学の様子①

  • 【2日目】施設見学の様子②