お知らせ

【開催報告】陸前高田市SDGsワークショップ最終報告会を開催しました(3月14日)

  • 2022年03月23日
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sdg_icon_wheel_rgb.png陸前高田市SDGsワークショップ最終報告会を開催しました(3月14日)

法政大学と岩手県陸前高田市は「SDGs連携協定」に基づき、2021年9月より「SDGsワークショップ」を進めてきました。
2021年度は、昨年度に引き続き、社会福祉法人燦燦会、村上製材所、橋勝商店、山十(伊藤文具店)の4事業者と法政大学の9学部・1研究科から応募した学生19人が、SDGsでの課題解決に向けたアクションプランを考えました。

9月にキックオフミーティングを行い、その後は一か月に1回、各チームと事業者がワークショップを重ねてきました。全チームとも陸前高田市での現地フィールドワークを2月に予定していましたが、多くのチームが新型コロナウイルス感染症の影響により行くことはかないませんでした。唯一、12月に訪問を予定していた製材所のチームのみが現地スタディツアーを実施することができました。

3月14日にZOOM形式にて開催された最終報告会の冒頭では、法政大学廣瀬克哉総長、陸前高田市戸羽太市長からご挨拶をいただきました。
その後、12月4日・5日に実施した村上製材所スタディツアーの様子が紹介されました。

陸前高田WS最終報告会①.png

続いて、各チームから以下のテーマでプレゼンテーションが行われました。

村上製材所      「人を繋ぐ山」
橋勝商店       「橋勝商店から広げるSDGs」
山十(伊東文具店)  「伊東文具店×法政大学SDGsへの取り組み」
あすなろホーム    「あすなろホーム最終報告」

  • 村上製材所

  • 橋勝商店

  • 伊東文具店

  • あすなろホーム(学部生)

  • あすなろホーム(大学院生)

プレゼンテーションでは、現状分析、事業者の方々と検討を重ねて作成したプラン、アンケートやインタビューの調査報告、実際に行ったアクション、今後の課題などを発表しました。
学生の視点で捉えた課題、学生ならではのアイディアなど、内容の濃いプレゼンテーションとなり、各チームとも、各プレゼンテーション後には、参加事業者様および戸羽市長から心温まるコメントや参加者からの多くの拍手をいただくことができました。

最後に、陸前高田市戸羽太市長、法政大学平山喜雄常務理事から総括のコメント、法政大学小秋元副学長より、閉会の挨拶と陸前高田市役所の皆様、事業者様へのお礼の言葉が述べられました。

本ワークショップでは、「人と人のつながり」、「学生が主体的に動く」ことを大切にしてきました。今年度も、コロナ禍により、3つのチームでは、陸前高田市を訪問することができませんでしたが、コロナが落ち着いた段階で、実際にお邪魔して事業者の皆様と交流したいと考えています。

法政大学はSDGsの達成に向け、引き続き、陸前高田市と連携を進めていきます。

今回の様子は今後、法政SDGsチャンネルで配信予定です。ぜひご覧ください。