お知らせ

<開催報告>天津外国語大学(中国)とオンライン学生交流会を開催しました(5月7日)

  • 2021年05月18日
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png【SDGs企画】天津外国語大学(中国)とオンライン学生交流会を開催しました(5月7日)

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法政大学総長室付教学企画室では、オンラインで海外の大学生とコミュニケーションを図る「オンライン学生交流会」を実施しています。
中国の天津外国語大学と5回目となるオンライン交流会を、今回は「大学生の間にやりたい10のコト」をテーマに開催しました。

【開催日時】
2021年5月7日(金)18:00~19:30

【使用言語】
日本語

【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催

【参加人数】
法政大学学生(日本) 5名
天津外国語大学学生(中国) 6名

【当日の流れ】
①スタッフ紹介
②学生自己紹介(5分)
③アイスブレイク
④グループトーク(50分)
 テーマ:大学生の間にやりたい10のコト
 グループ編成:法政大学1~2名&天津外国語大学2名×4グループ
⑤グループプレゼンテーション(12分):グループで話した内容を発表(各グループ3分程度)
⑥学生による新学期の目標・抱負発表(全員)

これまでの交流会では、学生の自己紹介はグループに分かれてから行ってきましたが、今回は全員がいる場で氏名、学部、学年のほか、なぜその学部を選んだのかを発表しながら自己紹介を行いました。
法政大学からは、本が好きで文学部を選んだ学生、受験当時はやりたいことがわからなかったため、広い選択肢を持ちたいと考え人間環境学部を選んだ学生、法律の仕組みや行政の視点から日本を学びたいと思い法学部を選んだ学生、日本の経済を学びグローバルにものごとを考えられるようになりたいと経済学部を選んだ学生が参加しました。天津外国語大学からは、中学生や高校生のときから日本語を学んできた学生、日本の映画やアニメ、アイドルなどが好きな学生、英語を学んで外国の方と関わりたいという学生が参加しました。

アイスブレイクでは「Padlet」(メッセージなどを共有できるウェブ上の掲示板)を活用し、当日の昼ごはんについて「トマトリゾット!」「辛いラーメン」「カツカレー」など入力し合い、参加者の緊張もほぐれたようです。

いよいよグループトークのスタートです。今回のテーマである「大学時代にやりたいこと」を、各自が5~10個リストアップして発表しました。資格の勉強、大学院進学に向けた勉強、アルバイトで社会経験を積む、など、自分の未来を見据えた内容が多くありました。また、ひとり旅、富士山登山、ボランティア活動など、これまで経験したことがないことに挑むことを挙げている学生も多くいました。

トーク終了後は、参加者全員で大学生活の目標や抱負を発表しました。

「日本語の勉強を頑張りたい!」
「日本語を話すことができるようになりたい!」
「日本語の勉強をもっと頑張ることと、大学院合格を目指したい!」
「医療現場の通訳になりたい!」
「大学院に進学する!」
「自分ひとりで旅行ができるようになる!」
「中国語の勉強を頑張って、日本について紹介できるようになりたい!」
「中国語と英語の勉強を頑張る!」
「英語と資格の勉強を頑張る!」
「時間を効率的に使えるようになる!」
「大学生活を満喫する!」

グループトークが刺激になり、「語学の勉強を頑張りたい」という発表が多くみられたことが印象的でした。

本学の参加者からは、「個人の力では交流が難しい学生と交流することができたとともに、日中間の違いを知ることを通じて自分の国際的な視点がさらに養われました」「自分の知らなかった中国の文化に触れることができ、とても有意義な時間でした」「時間があっという間ですごく楽しい時間でした」等の感想をいただきました。

また、天津外国語大学の参加者からは、「日本の皆さんと交流できて、いろいろな話をしたので楽しかったです」、「今度は故郷の名物を紹介してみたい」「チャンスがあれば対面の交流会に参加したい!」等の感想をいただきました。

オンラインを通じて、距離を越えて出会った学生たちは、互いに刺激し合い、目標を持って新生活をスタートすることができたようです。このコロナ禍において、学生は体験という機会に制限がかり、我慢を強いられているような状況が続いています。その学生たちが、この状況でも諦めず、何かを「やってみたい」と前向きになれる場を持てたことはとても価値のあることだと思いました。

総長室付教学企画室では、今後も様々な国の大学生とのオンライン交流会を企画していきますのでぜひご参加ください。一緒に運営してくれる学生も大歓迎です。

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