お知らせ

【実施報告】<札幌市×北海道大学×法政大学連携企画>オンラインSDGsプレゼンタープログラムを実施しました(1月9日)

  • 2021年02月18日
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png<札幌市×北海道大学×法政大学連携企画>オンラインSDGsプレゼンタープログラムを実施

法政大学SDGs+プロジェクトでは、SDGs達成に向けた様々なプログラムを実施しています。

今回は、昨年9月に札幌市、北海道大学と連携して実施した、学生がSDGsについての理解を深め、そして自身が「次世代へのSDGsの伝え手」となっていくことを目指して実施した「オンラインSDGs人材育成プログラム※」の実践編として、「オンラインSDGsプレゼンタープログラム」を1月9日に実施しました。プログラムの企画、実施を本学の学生・大学院生と北海道の大学生の計6名が担当しました。

※昨年9月に実施した「オンラインSDGs人材育成プログラム」についてはこちらをご覧ください

【プログラム実施日時】
2021年1月9日(土) 12:30~13:30、14:30~15:30
【実施方法】
Zoomを使用したオンライン形式
【プログラムコーディネーター】
札幌市環境局環境都市推進部環境政策課 佐竹 輝洋 氏
【プログラム内容】
今回のプログラムでは、札幌市が主催して毎年行われている「環境広場さっぽろ2020」(今年はオンラインで実施)に来場する小中高生に向けて、参加した大学生らが自分たちで考えたSDGsに関するプログラムを提供しました。
学生たちは昨年秋からプログラムの検討を重ねてきました。
まずは、小学生と中高生ではSDGsに関する知識や理解などに大きな差があることから、小学生高学年に向けたプログラムと中高生に向けたプログラムの2つに分けて実施することとし、それぞれチームに分かれて準備を進めました。
各チームで、プログラムのテーマや、講義やディスカッションなどのプログラム形式について検討を重ね、プログラムで使う資料などの準備を進めていきました。

プログラム当日は、各チームでつくり上げたプログラムを実施しました。
小学生高学年に向けたプログラムでは、SDGsについての簡単な概要説明と、今回取り上げたテーマである「ジェンダー平等」と「絶滅危惧種や外来種などの生き物」について学生が説明を行いました。
説明の後は各テーマに分かれてディスカッションを行いました。
最後には全員でディスカッション内容の共有を行い、今後の目標を紙に書いてもらいました。

写真①.png

中高生に向けたプログラムでは、SDGsの概要と基本理念である「誰一人取り残さない」ことの重要性について学生が説明しました。
説明の後は、誰一人取り残されない社会の実現のために、「取り残される」とはどのようなことか、原因は何か、解決方法はあるのか、私たち一人ひとりにできることは何か、といったことについてディスカッションを深めました。

写真②.png

プログラム終了後、参加した小中高生からは、
「SDGsのことをもっと知りたくなった」
「絶滅危惧種が日本にたくさんいたり、外来種の影響が多いことを知ることができた」
「日本の子どもたちは、教わる学校や先生によって違いがあるし、それを受け取る生徒たちも人によって感じ方が異なることに気づいた」
「一人ひとりが多様性を認めあうことこそが、誰一人取り残されない社会の実現に必要だと感じた」
等の感想をいただきました。

また、プログラムを実施した大学生・大学院生からは、
「異なる世代の人とディスカッションすることで、新たな発見があった」
「初めて自分たちでプログラムを考えて実施してみて、臨機応変な対応が難しかった」
「テーマの設定の仕方、参加者への見せ方をもっと工夫できたかもしれないので、また挑戦したい」
等の意見や感想などがありました。

総長室付教学企画室では、今後もSDGs達成に向けた様々なプログラムを企画していきますのでぜひご参加ください。