お知らせ

<開催報告>釜山外国語大学(韓国)とオンライン学生交流会を開催しました(1月14日)

  • 2021年01月26日
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png【SDGs企画】釜山外国語大学(韓国)とオンライン学生交流会を開催しました(1月14日)

法政大学総長室付教学企画室では、オンラインで海外の大学生とコミュニケーションを図る「オンライン学生交流会」を実施しています。
今回は「コロナ禍のキャリアデザイン」をテーマに、韓国の釜山外国語大学と5回目のオンライン交流会を開催しました。

【開催日時】
2021年1月14日(木) 18:00~19:30

【使用言語】
日本語

【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催

【参加人数】
法政大学学生(日本) 5名
釜山外国語大学学生(韓国) 8名

【当日の流れ】
①スタッフ紹介、自己紹介(20分)
②グループトーク(35分)
テーマ:コロナ禍のキャリアデザイン
グループ編成:法政大学1~2名&釜山外国語大学2名×4グループ
③グループプレゼンテーション(10分):グループで話した内容を発表(各グループ2分程度)
④2021年の目標発表(5分)

各大学のスタッフ紹介を終えた後、参加者全員の自己紹介を終え、グループトークのスタートです。今回は、「コロナ禍のキャリアデザイン」をテーマに、将来について考える事前アンケートを行いました。「将来やりたいことが決まっていますか?」という質問には「はい」と答える参加者が多数であった一方で、「コロナにより世界が変わってしまった今、将来について不安を感じますか?」という質問にも、参加者全員が「はい」と回答しました。
これらのアンケート結果から、将来に不安を感じているのは自分だけではないということを念頭に置いて、コロナ禍においても少しでも未来に希望をもってもらうべく、両大学の学生が3人1組になってグループトークを行いました。

トークの中では、自分が将来に向けて今どのようなことに取り組んでいるかを発表した後、今後やりたいことや、将来に対する不安や悩みについて共有しました。なかには、将来に関する内容のトークだけではなく、日本人学生が韓国語を教わる場面もあり、お互いが楽しそうに交流していました。トーク終了後のグループプレゼンテーションでは、参加者からの「自分が好きで今やっていることは決して無駄ではない。コロナの影響で将来に役立てることができなくなってしまっても、自分の視野を広げるために様々なことにチャレンジしたい。」といった発表が印象的でした。

トーク終了後は、新年初めてのオンライン学生交流会ということで、2021年の目標を参加者全員から発表しました。「妥協しない就職活動をする!」や「資格の勉強を頑張りたい!」、「かしこい女性になりたい」など、様々な目標が発表され、これからの1年が楽しみな2021年の幕開けとなりました。

本学の参加者からは、「コロナ禍の中で、今何をすべきなのか、明確にキャリアについて考えることが出来ました」、「もっと話す時間がほしかった」等の感想をいただきました。

また、釜山外国語大学の参加者からは、「文化とか韓国に関するテーマじゃなくて、自分が考えていることを話し合うテーマだったから興味深かった」、「これまで緊張して交流会に参加することができなかったけれど、2021年はこういったイベントに積極的に参加していきたいです」等の感想をいただきました。

今回の交流会は、本学学生によって、トークテーマの設定から交流会の内容の考案、当日の運営まで行われました。昨年からこの交流会に向けて準備を進めてきた学生より、コメントをもらいました。

今回の交流会では企画から進行まで一通り担当させていただきました。この交流会によって参加していただいた双方の大学の学生に、「学びのある有意義な時間を過ごしてもらうためにはどのようなテーマにすれば良いか」ということを意識して取り組みました。オンラインの中でも相手との距離を感じずに、親しみを持ってほしいという思いを込めてプログラム内容も編成しました。交流会での経験が、参加してくださったみなさんの視野が広がる一つのきっかけになればいいなと思います。
交流会では、自分一人では得られなかった様々な意見を聞くことによってまた一つ成長できました。今回はこのような機会をいただき、ありがとうございました。

理工学部2年 大葭原沙羅

総長室付教学企画室では、今後も様々な国の大学生とのオンライン交流会を企画していきますのでぜひご参加ください。