1月7日、多摩事務部では、SDGsの目標達成について部内研修を行いました。今回の部内研修は、マスク着用や手指消毒などの感染症対策に十分配慮しながら実施しました。
法政大学ではSDGsに係る取り組みの一環として「ダイバーシティ宣言」を公表しており、様々な場面においてさらなるダイバーシティ化が求められる中,今後も増えていくと予想される外国人留学生にとって優しいキャンパスを作ることが課題の1つとなっています。
このような状況の中で、本研修は、「外国人留学生に対する大学職員の心遣い」についての理解を深め、それを最終的にSDGsの目標達成につなげていくことを目指すものとして、実施されました。
今回の研修は、まず、SDGsの背景や内容に関する説明から始まりました。
それから、外国人留学生として日本の大学に在籍していた本学職員から4年間の日本留学生活で困っていたこと、そして、業務の中で関わっている留学生たちの悩みについて講演がありました。
その後、大学職員として外国人留学生に対応する際にはどのような配慮が必要になるかを、ケーススタディを通じて具体的な紹介がありました。
質疑応答では、参加者から多くの意見や質問が寄せられ、本研修を通じて「外国人留学生に対する大学職員の心遣い」の理解が深まったことが実感できました。
今回の研修を受けた多摩事務部の職員からは
「日本人学生にとっては当然のことであり特別なサポートが必要ないことについても、外国人留学生に対しては細かい配慮が必要になる場合があることを改めて認識できました」という意見や
「外国人留学生への対応を通じてSDGsの目標達成を自分事化していきたいと思いました」という意見がありました。
多摩事務部では、このような研修を定期的に実施することで、所属する職員に多様性の尊重やSDGs目標達成の重要性を意識させるとともに職員同士の連携も深めていきたいと考えています。