法政大学は岩手県陸前高田市と提携した「SDGs推進連携協定」のもと、陸前高田市のSDGsを推進するワークショップを実施しています。
本ワークショップは、来年3月に向け、学生と地域の事業者が一緒になって、SDGsの課題解決に向けた提案を考えるものです。
2020年11月24日キックオフミーティングに続き、12月23日にチームの代表者が集まり、中間報告会を開催しました。
<中間報告会開催概要>
・日時 2020年12月23日(水)19時~20時
・参加者
法政大学学生:チームあすなろ(中越さん),橋勝商店チーム(森さん),モッキー(石川さん),がんばっぺし(西森さん、目黒さん)
陸前高田市役所(陸前高田政策推進室)
法政大学(総長室付教学企画室)
・内容
1 各チームから以下①~③について報告<各チーム5~7分程度>
① 第1回分科会内容の共有
②現在のチーム検討状況
③チームで提案するアイディアの方向性
2 各チームへの質問、意見交換
3 第1回分科会を経て事業者さんからコメント(陸前高田市役所佐山様より)
4 3月に向けてのアウトプット(成果物作成)のイメージの共有
各チームから、各事業者がどのような事業を行っているのか、どのような課題・困りごとを抱えているのか、それについて自分たちがどんなアイディアでSDGsの推進や達成に向けて取り組もうとしているのかについて報告がありました。
その後、チームが連携してできる取組の可能性についても考えてみよう、ということとなり、アイディア出しや意見交換が行われました。
また、学生メンバーから各チームでの話し合いの持ち方の工夫、進め方の工夫についてどのように行っているかという質問が出され、それに対して
「議事録を書いてみんなで共有している。後から見返すことができるし、全体を俯瞰することができるのでメモを取るといいよ。」
「LINEグループで頻繁に話をしてコミュニケーションを取っているよ。」
などの工夫を共有することができました。
さらに学生メンバーから「チームだけで考えて取り組むのではなく、みんなで話し合っていこう!」という心強い発言があり、チーム間の連携や学生間の団結が深まる機会となりました。
最後に、陸前高田市役所佐山様からは第1回の分科会を終えて事業者の皆さんが「学生の積極性や柔軟な発想がすごい!」感想をお持ちだったということを聞きました。事業者の方々の率直な言葉は大いに学生の励みとなったことと思います。
1月には事業者の方々と2回目分科会を予定しています、自分たちのアイディアの実現可能性、どのようにSDGsに結び付けるか、どのように陸前高田市の方を巻き込んでいくか、などチームやメンバー間での議論を深めていきます。(続く)