法政大学総長室付教学企画室では、法政大学校友会と共催し、学生生活応援プロジェクトの一環として、名作『孤独のグルメ』の原作者である久住昌之氏(本学社会学部卒業生)をお招きし、制作秘話座談会を開催しました。
【開催日時】
2020年12月19日(土)13:00~14:30
【開催方法】
Zoomと対面の併用
【参加人数】
94名
【内容】
座談会は二部構成で行われ、第一部では、久住さんからの話題提供として、漫画家になられるまでの経緯、大学時代の授業やサークルの思い出、飯田橋界隈のよく通っていたお店の話など、法政大学卒業生ならではのお話もいただきました(当時社会学部は市ヶ谷キャンパスにありました)。久住さんの数々の楽しいエピソードに、会場には終始笑いがあふれていました。また、ドラマ版『孤独のグルメ』主演の松重豊さんの演技や、ロケを行うお店の探し方についてなど、普段なかなか聞くことができないお話に、参加者が真剣にメモを取っている姿が印象的でした。
第二部は、参加者からの質問コーナーです。参加者より事前に寄せられたいくつかの質問への回答を久住さんからいただいた後、さらに質問を受け付けました。おすすめのお店や自身の将来についてなど、参加者からの様々な質問に、久住さんは時にユーモアを交えながら丁寧に答えてくださいました。次々寄せられる質問に、久住さんは座談会終了時刻が過ぎた後も優しく応じてくださいました。
最後に久住さんとの記念撮影を行いました。
参加者からは、「作品に関するお店の話も面白かったのですが、お店に入ったときに何を考えていらっしゃるのかが大変面白かったです。一つの視点にとらわれない考え方が勉強になりました。」、「久住昌之氏の作品についてのことだけではなく、「個性」の話など今後生きていく上でのヒントにしたいことも知ることができました。」などの感想が寄せられました。
久住氏による話題提供
グルメサイトには載っていないお店の、不思議なメニューを紹介する久住氏
質問をする参加者
感染対策を講じたうえで会場での参加も受け付けました
会場には入場制限を設け、Zoomを併用しました
久住氏と参加者による記念写真