お知らせ

<開催報告>本学卒業生による「スペイン×ワイン×わたし」を開催しました(10月30日)

  • 2020年12月15日
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png本学卒業生による「スペイン×ワイン×わたし」を開催しました(10月30日)

法政大学総長室付教学企画室では、学生生活応援プロジェクトの一環として、スペイン在住のクルティエである佐武祐子氏(本学文学部卒業生)をお招きして、「スペイン×ワイン×わたし」と題した在学生との交流会を開催しました。

【開催日時】
2020年10月30日(金) 19:30~21:00

【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催

【参加人数】
11名

【内容】
佐武さんは大学卒業後、通訳案内業を経てスペインでクルティエやワインツーリズムを行っておられます。今回、スペインと日本をオンラインで繋ぎ交流会を開催しました。
交流会では佐武さんから、海外で仕事をするということ、スペインの風景、食文化、自然派ワインという芸術、発酵のこと、生き方についてお話しいただきました。

なぜ海外で仕事をしたいと考えたか、実際に海外で仕事をしてみてどう感じているか、ななどご自身の人生をたどりながらお話ししてくださり、その引き出しの多さ、ひとつひとつの深さに学生は魅了されていきました。

コロナ禍により海外に留学に行けない学生のアドバイスとして、「海外と関わっていくにはまず日本を知ることが大切」ということ、ワインに関心がある学生に対して「自然派ワインは飲み物として芸術の域にあるもの」ということを教えていただきました。

佐武さんの講演を聞き、情熱をもって選択をすること、それが人生を豊かにする、ということを受け取った学生の表情はとても生き生きしていました。講演後も質問が続き、時間をオーバーして和気あいあいと交流が続きました。

<参加学生感想>
・ワインの知見を広めることができ、とてもいい機会になりました。
・海外で働くことへの憧れの気持ちを抱きました。また、ワインについては詳しくないのですが、今回お話をきいていろんな種類のワインやこだわりなどがある事を知りました。
・佐武さんの生い立ちから現在の仕事のこと、さらにはそれを通した環境保全のことまで幅広い貴重なお話を聞くことが出来たからです。お話から佐武さんのナチュラルワインへの熱意とスペインの素晴らしさを感じました。

<佐武祐子さんより:講演を終えて>
今回、懐かしい母校の在学生と直接接し、お話させていただく機会をいただき、ありがとうございました。自分の過去から現在のことをここまでしっかりとまとめて伝えるという機会はおそらく初めてだったと思うので、自分を振り返り、方向性や課題を見つめ直す意味でもとても良い機会となりました。
これからの将来に希望を持って進んでいくために様々な経験を積み、勉学に励みたい世代である学生さんにとって、このコロナ禍の状況は不安が多いと思いますが、このような限られた環境の中で学生さんが外に目を向けたり、モチベーションに繋がるような企画を積極的に実施されていることは素晴らしいと思います。
参加された学生さんたちの前向きな姿勢、探究心から私も刺激をいただきました。
学生の皆さんのご活躍をスペインからお祈りしています。(佐武祐子)