お知らせ

【開催報告】北京科技大学(中国)とのオンライン学生交流会を開催しました(10月8日)

  • 2020年10月20日
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png北京科技大学(中国)とのオンライン学生交流会を開催しました(10月8日)

法政大学総長室付教学企画室では、学生のリモート学習がすすんでいることを受け、オンラインで海外の大学生とコミュニケーションを図る「オンライン学生交流会」を実施しています。
北京科技大とは三回目の交流会となります。
今回は「SNSどう使っている?」をテーマによく使っているアプリ,使い方などを紹介し合いました。
学生たちにはどんな気づきがあったのでしょうか。

【開催日時】
2020年10月8日(木) 18:00~19:15 (日本時間) / 17:00~18:15 (中国時間)
【使用言語】
日本語
【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催
【参加人数】
法政大学学生(日本)6名(1~4年生)
北京科技大学学生(中国)6名(3年生)
【当日のながれ】
①大学から説明(3分)
②アイスブレイク(2分)
③学生による話題提供「なぜSNSについて話し合ってみたいと考えたか」
④自己紹介・グループディスカッション(50分)
テーマ:SNSどう使ってる?
グループ編成:法政大学2名&北京科技大学2名 × 3グループ
⑤グループプレゼンテーション(15分):グループでディスカッションした内容を発表、まとめ

ファシリテーターは教学企画室の野村課員が担当しました。アイスブレイクで簡単なゲームを行ったあと、今回のテーマについて本学学生(法学部4年K.Iさん)が話題提供を行いました。

①話題提供①.JPG

②話題提供②.JPG

 

今回のテーマについて話し合うポイントを理解したうえでグループディスカッションをスタートしました。
普段よく使うアプリでは日本と中国で違いが見られました。日本では、LINE,Twitter,Instagram,Facebookをよく使っており,中国では、WeChat(メッセンジャーアプリ)、Weibo(中国版Twitterと言われています)、bilibili(動画共有サイト)のほか、QQ(メッセンジャーアプリ)が挙げられていました。

使用しているアプリはそれぞれの国で異なるものの、情報発信、情報取得、連絡のやり取りという、用途の部分では中国も日本も共通していました。SNSのメリットとして「ほしい情報がすぐに手に入る」「視野を広げることができる」「社会とつながることができる」「同じ興味を持つ人と繋がることができる」という部分が挙げられた一方で、「嘘の情報が出回っている」「誹謗中傷が起こりやすい」「炎上が問題だ」というデメリットが挙げられました。

印象的だったのは「SNSに上がっている情報はフェイクの場合があるため、自分が信頼できる情報かどうかを見極める力が必要」「SNSは自分の良い部分を発信することが多いため、時間をかけないと友達にはなれないのではないか」「SNSを上手に使っていくためにはメディアリテラシーの向上が必要」という冷静な意見が出されたことでした。

③padletキャプチャ.JPG

<ディスカッションの意見の整理に使われたpadletの画面 ~グループ弐の皆さん~>
 

本学の参加者からは、
「初めての経験でしたが、進行もスムーズで上級生の方がうまく進行してくださり楽しく参加ができました。今まで知らなかった中国のSNS事情について詳しく知ることができてよかったです。」
「日本と中国のSNSの使い方の違いについて深く知る貴重な機会となりました。また、北京科技大学の学生と仲良くなれて、楽しかったです。」
「ディスカッションの時間が長くて、より深くまで掘り下げながら意見を交換することができました。」
などの感想がありました。

北京科技大学の参加者からは、
「若者が今利用しているSNSについてみんなで一緒にいろいろな話をできました。自分と異なる視点の意見を聞くことができ、大変勉強になりました。」
「同じ世代ですが、見方によって違った情報を聞かせてもらうことができました。」
「中国で人気のあるアプリケーションを日本人学生たちも利用していることを知って、本当に嬉しかったです。」
などの感想がありました。

④集合写真.jpg

総長室付教学企画室では、今後も様々な国や大学の学生とのオンライン交流会を企画していきますので、ぜひご参加ください。