法政大学総長室付教学企画室では、学生のリモート学習が進んでいることを受け、オンラインで海外の大学生とコミュニケーションを図る「オンライン学生交流会」を実施しています。
今回は「COVID-19で考えたこと」をテーマに、韓国の釜山外国語大学とオンライン交流会を開催しました。COVID-19により日常の活動が制限される状況下、海外の学生は日常生活にどのような変化があったのでしょうか。
【開催日時】
2020年7月9日(木) 18:00~19:00
【使用言語】
日本語
【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催
【参加人数】
法政大学学生(日本) 7名(1~4年生)
釜山外国語大学学生(韓国) 7名
【当日の流れ】
①スタッフ紹介、アイスブレイク(10分)
②自己紹介
③グループディスカッション(25分)
テーマ:COVID-19で考えたこと
グループ編成:両大学の学生ペア×7グループ
④グループプレゼンテーション:(20分):グループでディスカッションした内容を発表
今回の進行は法政大学が担当しました。各大学のスタッフ紹介からスタートし、アイスブレイク、自己紹介を終え、グループディスカッションのスタートです。ディスカッションは、両大学の学生が2人1組で行いました。「COVID-19で考えたこと」テーマに、各自が事前に作成したスライドにより発表を行い、その後、韓国・日本のそれぞれの視点から議論を行いました。マスクや食料品等の買い占めや就職活動への影響、国の政策について等、幅広い内容で話し合うことができたようです。特に、「これまでは、外出先で撮影したSNS映えする写真をInstagram等に投稿していたが、今それをすると周りから厳しい目で見られてしまうのでできないということに共感した」という意見は、学生ならではだと思いました。
釜山外国語大学の学生にとっては、母語ではない、日本語を使ってのディスカッションでしたが、日本語力が非常に高く、お互いが楽しそうに交流している姿が印象的でした。
本学の参加者からは、「言葉の壁を越え、かなり踏み込んだ議論ができてとても有意義な時間でした。」、「韓国のコロナの状況について学べたことはとても勉強になり、楽しかったです!今後もぜひこのような会がありましたら、参加したいと思います。」、「コロナの状況の中で、韓国の現状を知るいい機会でした。1時間があっという間でとても楽しかったです。」等の感想をいただきました。
また、釜山外国語大学の参加者からは、「新しい人との出会い、さらに今のコロナの状況で日本の生のことが聞けて良かったです。」、「その国で生活していないと分からない、コロナ以降の生活事情やそれぞれの国の国民の意識なども知ることができて、新しい気付きもあってよかったです。」、「ペアの方の『韓国に興味がある』という言葉がとても嬉しかったです。」等の感想をいただきました。
総長室付教学企画室では、今後も様々な国の大学生とのオンライン交流会を企画していきますのでぜひご参加ください。