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【開催報告】北京科技大学(中国)とのオンライン学生交流会を開催しました(7月6日)

  • 2020年07月15日
  • イベント・行事
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png【SDGs企画】北京科技大学(中国)とのオンライン学生交流会を開催しました

法政大学総長室付教学企画室では、学生のリモート学習がすすんでいることを受け、オンラインで海外の大学生とコミュニケーションを図る「オンライン学生交流会」を実施しています。
今回は「中国のいいところ、日本のいいところ」をテーマに中国・天津外国語大学とオンライン交流会を開催しました。ディスカッションでは中国の学生からみた日本のいいところ、日本の学生からみた中国のいいところを発表しました。自分たちではなかなか気が付くことができない自分の国のいいところについて、参加者はどんな気付きを得たのでしょうか。 

【開催日時】
2020年7月6日(月) 16:00~17:00 (日本時間) / 15:00~16:00 (中国時間)
【使用言語】
日本語 
【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催 
【参加人数】
法政大学学生(日本)6名(1,3,4年生)
北京科技大学生(中国) 7名(2,3年生) 
【当日のながれ】
①スタッフ紹介、アイスブレイク(10分)
②TAKO TALK(10分)
③グループディスカッション(25分)
テーマ:中国のいいところ、日本のいいところ
グループ編成:北京科技大3~4名&法政大学生3名 × 2グループ
④グループプレゼンテーション:(15分):グループでディスカッションした内容を発表(北京科技大1名、法政大学1名)、まとめ 

今回の進行は北京科技大の先生が担当しました。各大学のスタッフ紹介からスタートし、場があたたまったところで「TAKO TALK」です。「TAKO TALK」とは、日本の他己紹介をもじったもので、まずは北京科技大の学生と法政の学生がペアで事前に作成したスライドを用いながら自己紹介をし、次にグループ内で、自己紹介ペアの相手を他のみんなに紹介するというものです。グループディスカッションは6名グループ,7名グループで行いました。ディスカッションのテーマは「中国のいいところ、日本のいいところ」です。各自が事前に作成したスライドにより発表を行い、その後各グループで話し合いました。日本の学生から見た中国のいいところとして、最先端のIT技術、中国の文化を取り入れて日本が成長したこと、中国料理、文化、などが挙げられ、中国の学生からみた日本のいいところとして工業製品の質の高さ、治安の良さ、清潔感、文房具、福祉など、様々な視点で価値観の交換を行うことができました。
北京科技大の学生にとっては、母語ではない、日本語を使ってのディスカッションでしたが、日本語力が高く、意思疎通をしっかりと行うことができていました。

本学の参加者からは、「中国と日本のいいところについて客観的に考えることが出来るようになった。友達ができて楽しかった。」「中国人の視点での日本の特徴を知ることができて興味深かった。」「科技大の皆さんは日本語がとてもお上手で、自分も語学力を向上させなければならないと痛感した。」など、楽しいだけではなく、新しい視点、新しい刺激を得られたという前向きな感想をいただきました。

 また、北京科技大の参加者からは、「日本のことを学んでいるが、やはり現地に行って学びたい。留学したい。」「法政大学の学生との交流を通して、日本語でコミュニケーションを取ることができる喜びを味わったとともに、中国に興味を持っている日本人もたくさんいることに改めて気付きました。」「グループディスカッションをする時、お互いに相手の国と自分の国の長所を交流し、中日両国の異なる面での発展現状を知り、勉強になりました。」などの感想をいただきました。最後に北京科技大の学生より「国や地域によって文化が異なることは避けられない。優劣はない。それぞれの国にそれぞれの魅力がある。」というまとめをいただき、締めくくられました。

北京科技大の学生も法政大学の学生も積極的に交流をしているのがとてもよかったです。特に、お互いを深く理解しようとディスカッションをすることができたのは双方の学生にとってとてもいい経験になったことでしょう。 

総長室付教学企画室では今後も様々な国の大学生とのオンライン交流会を企画していきますのでぜひご参加ください。