刊行物

沖縄文化研究51号~

研究所紀要『沖縄文化研究』

52号  2025年3月

論文

  • オモロと琉歌の言葉と表現—〈てだ〉と〈月〉—  島村幸一             
  • 「ティンドゥ」の発掘調査— 宮古島狩俣集落と祭祀の展開 —  石井龍太 
  •  一九五〇年代の「基地の街」コザにおける「多様な子ども」と「子どもを守る」運動について  木谷彰宏                   
  •  八重山地方の〈低い島〉における水田の成立—波照間島の水田の立地・種類と種別・分布から—  古谷野洋子
  •  大城立裕「亀甲墓」論 — 伝統的家族観をこえる共生の可能性と共死の呪縛  柳井貴士
調査報告
  • 琉球新報・沖縄タイムス掲載記事にみる琉球古典芸能における女性の位置付け— 戦後から一九九〇年までを中心に —  山本佳穂

51号  2024年3月

論文

  • 見里春『踊合 首里の旅うた』所収の「だんじゅかりゆし」  島村幸一             
  • 占領下沖縄の中学校社会科歴史副読本『琉球の歴史』の誕生— その経緯に着目して —  萩原真美 
  •  沖縄学における仲原善忠— 仲原の初期論考「沖縄人と新道徳」の検討 —  大里知子                   
  •  生と死の連結—民俗と戦争の視点から見た又吉栄喜『冥婚』 —  郭会彩
  •  沖縄県八重山地方における〈低い島〉の稲作文化
    — 波照間島の天水田における在来イネの栽培技術 —     古谷野洋子
  •  1920年代前半における尚侯爵家について— 尚典・尚昌・尚裕の代替わりに注目して —    櫻澤誠
  • 近代沖縄における生活扶助を通じた教員の組織化過程— 教員互助会の設置と運営 —     藤澤健一
  • ハワイの「沖縄系移民」と第二次世界大戦の「沖縄戦」
    — 米の対沖縄政策、救済運動からの「オキナワン」再考 —     山下靖子