システム理工学専攻(経営システム系)では、経済社会の広範な観点からのシステム的なマネジメントを学びます。グローバル化が進む中で、激しい国際競争を生き抜くためには、経済社会の広範な観点からのシステム的なマネジメントが必要となります。最適なマネジメントの探求のためには、対象となるシステムの数理的構造を理解した上でモデルを構築し、法や制度、財務などの諸制約の下で最適な解を導くことが求められます。
また、高度な技術により新たな金融手法を提案しリスク・マネジメントの向上を図る能力、経済社会の予測に基づきシステムの設計にあたる能力などの涵養が目標となります。システム理工学専攻(経営システム系)の修士課程では、以上のような能力を有する専門的技術者の養成を目的とします。博士後期課程では、自立して研究を行う研究者の養成を目的とします。