お知らせ

【開催報告】法政大学カーボンニュートラル推進センター開設記念シンポジウム「未来を拓く、「知」と「共創」のカーボンニュートラル ~教育と研究による地域の脱炭素社会への挑戦~」を開催しました

  • 2025年12月03日
お知らせ

法政大学は、大学としてカーボンニュートラル・環境課題に対する取り組みをさらに強化し、持続的に推進すべく、2025年4月に「法政大学カーボンニュートラル推進センター」を開設しました。
参考:カーボンニュートラル推進センターを開設しました(カーボンニュートラル推進センターウェブサイト)

そして、同年11月22日、センターの開設を記念したシンポジウム「未来を拓く、「知」と「共創」のカーボンニュートラル ~教育と研究による地域の脱炭素社会への挑戦~ 」を市ヶ谷キャンパスで開催しました。

実施概要

  • テーマ:未来を拓く、「知」と「共創」のカーボンニュートラル ~教育と研究による地域の脱炭素社会への挑戦~
  • 日 時:2025年11月22日(土)13時~15時
  • 会 場:市ヶ谷キャンパス富士見ゲート4階 G403教室
  • プログラム:詳細はこちら
  • 主 催:法政大学カーボンニュートラル推進センター
  • 後 援:千代田区・千代田区キャンパスコンソーシアム

開催報告

 当日は、Diana Khor総長の開会挨拶で幕を開けました。その後、金藤正直カーボンニュートラル推進センター長(人間環境学部教授)より、本学のカーボンニュートラルのこれまでの取り組みや今後の展望について紹介しました。

 また、その後の基調講演では、森田正光氏(株式会社ウェザーマップ会長 気象予報士)にご登壇いただき、「環境問題・気候変動の現状とカーボンニュートラル達成に向けた展望」をテーマに講演いただきました。気象予報士の視点から、日常的に身近な話題である気候変動の現状を切り口に環境問題やカーボンニュートラルへの展望についてお話しいただき、参加者にとってカーボンニュートラルへの意識を高め、その達成に向けた行動のきっかけとなる機会となりました。

 続けて行われたパネルディスカッションでは、岡本吉史カーボンニュートラル推進センター副センター長(理工学部教授)のファシリテートのもと、自治体より川又孝太郎氏(千代田区)、産業界より金田晃一氏(株式会社NTTデータグループ)、本学より金藤正直センター長が登壇し、議論が行われました。ディスカッションに先立ち、まずはじめに、川又氏より「千代田区の環境政策」、金田氏より「サステナビリティ経営とカーボンニュートラル」と題してそれぞれの取り組み事例を紹介いただき、各界における取り組みへの理解を深めました。また、続けてのディスカッションでは、「カーボンニュートラル推進拠点としての大学の役割と共創の可能性」や「カーボンニュートラルアクションの持続のために必要なこと」、「未来を創る次世代カーボンニュートラル人材の育成について」、「2050年のカーボンニュートラル社会実現に向けて『今すぐ始めるべき一歩』」など、各界の視点から様々なテーマで議論を深め、大学と地域・社会とがともに描くカーボンニュートラルの未来について考えました。

 最後に、小秋元段代表業務執行理事・副学長の閉会挨拶にて幕を下ろしました。

 加えて、当日は、ポスターセッションもあわせて実施し、本学および本学に所属する教員や研究室で行うカーボンニュートラルに資する取り組みや研究を発信しました。

 本センターは、これからも、企業や自治体、教育・研究機関等、様々なステークホルダーと連携しながら、カーボンニュートラルに資する人材育成や研究推進、脱炭素化推進、そしてそれらの普及・発信に取り組み、カーボンニュートラルの達成に向けて貢献してまいります。

  • 基調講演(森田正光氏)

  • パネルディスカッションの様子

  • ポスターセッションの様子

アーカイブ配信

当日のアーカイブはこちらからご覧いただけます。ぜひ皆様ご視聴ください。