法政大学は、2022年9月にカーボンニュートラル宣言をし、大学としてカーボンニュートラルの取り組みを推進しています。
今回は、リコージャパン株式会社・リコー環境事業開発センターご協力のもと、「脱炭素社会」「循環型社会」を実現するための課題に取り組みつつ、新たな環境事業の創出や環境に配慮した製品の積極的な導入など、持続可能な社会に向けた多彩な取り組みを行っている「リコー環境事業開発センター」でフィールドワークを行いました。
1日目は、リコージャパン株式会社より、同社の事業活動と、それに関連するSDGs・カーボンニュートラルの取り組みについてご紹介いただきました。あわせて、フィールドワーク先となるリコー環境事業開発センターについても、リユースやリサイクルの実践、新たな環境事業の創出、環境活動の情報発信などといった同センターの取り組みをご紹介いただき、「脱炭素(カーボンニュートラル)」と「循環経済(サーキュラーエコノミー)」の実現に向けた取り組みを学ぶことができました。これらは、9月10日(水)の現地フィールドワークに向けた重要なインプットの機会となりました。
事前学習の様子①
事前学習の様子②
2日目は、静岡県御殿場市にあるリコー環境事業開発センターにて、現地フィールドワークを行いました。センター内では、最新の設備やシステムを見学しながら、リコー[h1] グループが推進する「環境経営」やカーボンニュートラルに向けた多様な取り組みを、具体的な事例を通じて実際に体感することができました。さらに、その学びを活かす形で、同社から提示された課題をもとにグループワークを実施しました。参加者は自らの考えを整理し、意見を出し合いながら議論を深めることで、これまでの学びを一層定着させ、持続可能な社会づくりに向けた視点を広げる機会となりました。
フィールドワークの様子
グループワークの様子
リコー環境事業開発センターでのツアーを通して、実際に稼働しているシステムを見られたことで、RICOH様が脱炭素社会の実現や循環型社会の実現に向けてどのように取り組んでいるのかを具体的に理解できました。また、ツアー後の会社の方々を交えての意見交換も大変有意義で、社員の方々が学生の質問に親身に対応してくださり、現場や施設・取り組みの工夫を「見る・触れる・聞く」ことで学びを深めることができました。
環境問題解決へのアプローチとして、企業視点の考え方に触れ、その視点に立って考えることができました。
他の学生の多様な視点を聞けたことも刺激になり、学びをより広げることができました。