法政フォトジャーナル(2013年度)

公開講座「企業家活動からみた日本のものづくり経営史―わが国ものづくり産業の先駆者に学ぶ―」第2部を開催

  • 2013年12月02日
法政フォトジャーナル(2013年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、11月16日(土)に、公開講座「企業家活動からみた日本のものづくり経営史―わが国ものづくり産業の先駆者に学ぶ―」(全3部・有料)の第2部を開催し、受講者23名、講師・関係者5名の計28名の方が参加しました(会場:市ケ谷キャンパス、ボアソナード・タワー25階イノベーション・マネジメント研究センターセミナー室)。

本講座では、日本の経済・経営発展を先導した、ものづくり産業の先駆者の旺盛な技術者精神と革新的な企業家活動を多面的に考察します。今日の日本経済の緊急課題である長期不況からの脱出と新産業の育成を展望するうえで、ものづくり先人企業家の「創造力」と「想像力」に富んだ産学開拓活動から学ぶべきことは多いと思われます。講師は、イノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーと外部の専門家が担当します。

当日は、四宮正親氏(関東学院大学経済学部教授、「企業家史研究会」メンバー)の司会のもと、濱田信夫氏(九州ルーテル学院大学人文学部教授、「企業家史研究会」メンバー)が「重工業の創成(1)造船:川崎正蔵・松方幸次郎(川崎造船所)」について、上岡一史氏(東海学園大学経営学部准教授、「企業家史研究会」メンバー)が「重工業の創成(2)鉄鋼:白石元治郎・今泉嘉一郎(日本鋼管)」について講義を行い、質疑応答では、受講者からの質問に対して活発な議論が展開されました。

第3部は12月14日(土)に開講します。詳細は、下記リンク先をご参照ください。

濱田信夫氏

濱田信夫氏

上岡一史氏

上岡一史氏

四宮正親氏

四宮正親氏

講義の様子

講義の様子