お知らせ

人馬のウェルビーイング研究所「障がい者のための馬介在活動」に関する国際パネルディスカッション 大阪・関西万博で開催

  • 2025年07月11日
  • 産官学・社会連携
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 2025年6月27日(金)、大阪・関西万博で「ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション」が盛況のうちに開催されました。このイベントはASEAN事務局が主催し、法政大学人馬のウェルビーイング研究所が共催、一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare(TAWが支援しました。

 パネルディスカッションでは、マレーシアやベトナムを含むASEAN地域における障がい者向け馬介在活動の現状と課題が発表されました。議論の結果、ASEANと日本の連携を強化するため、以下の3つの提言が採択されました。

  1. 障がい者などニーズのある人に向けた馬介在活動に関するASEANと日本間の相互学習の仕組みを確立し、大学を含むパートナー間の協力を強化すること。
  2. ASEAN加盟国および日本において、障がい者など多様な背景を持つ人を対象とした馬介在活動に関する研究を実施し、より活発な議論を進めつつ、人馬のウェルビーイングの取り組みを実践すること。
  3. 障がい者を念頭に置いた馬介在活動に関するASEANと日本におけるパートナー間のネットワーク構築を促進し、引退競走馬など様々な馬の利活用も同時に推進すること。

 参加者間では、「今後も日本とASEAN諸国を中心に、障がい者のための馬介在活動をさらに発展させる取り組みを協力しながら継続していきたい」という共通認識が確認され、パネルディスカッションは閉幕しました。

  • 開会挨拶者、モデレーター、パネリスト

  • TAWからの開催挨拶

  • 当日の様子

  • 学生ボランティアと

お問い合わせ

法政大学 人馬のウェルビーイング研究所

hosei.univ.equestrian.team◎gmail.com
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