教員紹介

武生 昌士

教員紹介

ゼミのテーマ

知的財産法上の諸問題の研究(著作権法を中心に)

ゼミの目的及び概要

 知的財産法とは,特許法や著作権法など,財産的情報の利用行為に関する権利を定めた法の総称です。このゼミでは,全体を5つほどのグループ(1グループ6名程度)に分けた上で,著作権法等に関するテーマ(裁判例が割り当てられることが多いです)について,2週をワンセットとしてグループ報告を行ってもらいます。具体的には,①報告班に割り当てられたテーマに関する資料の調査・収集・検討(いわゆるサブゼミを通じて役割分担をしたり議論を行ったりすることを含みます),レジュメの作成といった準備段階を経て,ゼミ当日に調べた内容を報告・発表してもらい,②この報告を踏まえて,翌週,報告班vs残りの各班の対戦形式でディベート的な議論を行い,勝敗を決するといった形式で演習を進めています。
 ゼミを通じて知的財産法(著作権法)に関する体系的理解を身に付けてもらうとともに,資料調査やプレゼン等,社会に出た際に必要となる技術について経験を積んでもらうことが,当ゼミの目的です。

ゼミの年間計画(合宿などを含む)

 最初の数回を使って、知的財産法に関する概括的な講義と、法律文献の調べ方、レジュメの作成方法などについての簡単なレクチャーを行う予定です。その後、受講者と相談してテーマ選定と報告担当決めを行い、以後は順次、報告回と討論回という形式での演習を進めます。
 3年生には、年間に一度、報告を担当したテーマなどについてまとめたレポートを提出してもらう予定です。
 懇親会やゼミ旅行などは、ゼミを構成する重要な要素の一部と担当教員は考えています(もちろん、参加は強制ではなくあくまで任意ですが)。残念ながら2023年度は日程が合わずゼミ旅行は中止となりましたが、別途、バーベキューが開催されました。こうした行事に積極的に参加してくださることを期待しています。

学生へのメッセージ

 知的財産法に関する事前知識は必要ありません。知的財産法という分野に少しでも興味を覚え、これから一緒に学んでいこうという気持ちがあれば、それで十分です。意欲のある皆さんのご参加をお待ちしています。