「行政法を素材とした基本文献の読解と基本判例の学習」
(1)4年生は、就職活動、試験準備活動があるので、3年生を中心に運営することとします。
(2)春学期・秋学期ともに、行政法に関する基本判例の分析・検討をすることとし、報告者(基本は3名又は2名の共同・単独も可)を決め、報告してもらいます。
① 行政法の基礎的知識を確実なものとすること。
② 判例が具体的紛争を如何なる論理を用い裁断したのかについて、事実関係を前提として分析・検討する作業を通じて、法律文献の読解力・ 法的思考能力を養成していくこと、以上の2点を目標にしたいと考えています。
③ 参加者による報告ですべての回又は時間が埋まらない場合、残りの回又は時間は基本文献(私の教科書)の輪読・質問に当てます。昨年度から、最高裁判所、国会・国会図書館、内閣府(地方公務員も出向の部署)等の見学会も再開しました。各学期の最終回は、行政法の試験の自主的な勉強会に充てています(教員は不参加)。
(1)合宿については、9月上旬に実施を予定していましたが、台風により中止しました。来年度については実施を予定します。その他、懇親会等を通じ親睦を図っています。
(2)例年は2月初めに卒業発表会を実施します。卒業研究にせよ、卒業論文にせよ、卒業発表会において、パワー・ポイントを用いて15分程度の報告を参加者の前で報告してもらう予定です。これについても、単独の報告、共同での報告、いずれかの選択を認めます。発表会のパワー・ポイント(PPT)は簡易製本の冊子にして、卒業時の記念品として贈呈します(当該行事は後任の教員にも引き継ぐこととしています)。
ゼミの雰囲気は年次ごとに違います。意欲的な受講生が多数となる、楽しいゼミを希望します。また、新3年生については、来年度4月に着任する新任教員と連携・連絡しつつ、ゼミを運営することを予定しています。