ゼミのテーマ
グループワークによる労働判例研究と労働法、社会保障法、社会政策上のテーマ研究
ゼミの目的及び概要
「企業・経営と法コース」に属する少人数ゼミナールです。受講者は、社会法（労働法、社会保障法）や社会政策上の諸問題について、グループワークによる判例研究やテーマ研究を通じて、基礎的知識を定着し、その応用力の獲得を目指します。労働市場の変化、社会的マイノリティに対する不寛容など、社会状況が大きく変化しています。それらの変化の事実をつかみ、それに対する対応策を構想することを涵養してもらうことが、このゼミの目的です。また、説得力をもったプレゼンにより発信力を高めるなど、社会人として当然に求められる能力を獲得して卒業してもらいます。
ゼミの年間計画（合宿などを含む）
１．2023年度は、最新の労働判例に基づき作成された事例を、労働者と使用者に分かれて、模擬裁判に近い形式のグループワークをおこないます。
２．(1)最近の労働法の改正内容とその解釈論、(2)社会保障をとりまく構造上の変化、などのテーマ報告をおこないます。
３．ゼミ合宿の開催を予定しています。ゼミ合宿では模擬裁判を行う予定です。
学生へのメッセージ
当ゼミは、担当教員とゼミ生、そしてゼミ生相互の人間関係を重視し、多くのことを語れる雰囲気を重視しています。よって、ゼミ生に求めるものは、仲間を尊重でき、さらに自分自身のことをアピールできるだけの個性をもっている人間像です。そのような魅力あふれる方をお待ちしています。