教員紹介

藤岡 成美

教員紹介

ゼミのテーマ

データをもとに、スポーツ政策を考える

ゼミの目的及び概要

 現在、私たちにとって身近な存在であるスポーツは、政策に支えられながら発展を遂げてきました。一方で、現在のスポーツ政策に纏わるさまざまな問題・課題も存在します。本ゼミでは、こうしたスポーツに関する政策の問題・課題を理解し、実際のデータやエビデンスをもとにスポーツ政策のあるべき姿を考えていきます。
 なお、担当教員の主な研究テーマは「スポーツ参加者の増加に向けた方策」や「スポーツ参加者の消費者行動」ですが、スポーツ政策やスポーツマネジメントに関するトピックであれば、幅広く対応可能です。各自の興味関心に応じて、自由にテーマ等を選定することができます。

ゼミの年間計画(合宿などを含む)

 2年生は、主に文献講読とディスカッションを通じて、日本のスポーツ政策に関する現状と課題に関する理解を深めます。3年生は、2年生時に深めた知識のアウトプットを目的に、学生自身が調査の設計・実施を行い、その結果をもとにSport Policy for Japan(スポーツ政策学生会議)にてスポーツ政策に関する提言を発表します。最後に、ゼミ全体を通じた学びをもとに、論文を執筆していただく予定です。
 なお、2025年度開講ゼミのため、現時点ではゼミ合宿等のイベントは予定しておりませんが、学生の希望等があれば、随時検討します。

学生へのメッセージ

 スポーツを「する・みる・ささえる」ことが好きな学生だけでなく、「学術的に学びい」という学生も大歓迎です。ゼミでは、答えがない問題に対し、学生自らが問いを立て、自分の答えを見つけていきます。この過程で、ぜひ「学問」と「社会」との接点を感じ取ってください。
 そして、自分の興味関心に向かって進むことは、非常にワクワクする一方で、時には壁にぶつかり苦しいこともあるかもしれません。それでも、学びたいこと・知りたいことへと粘り強く進んでいってください。苦しい時は、他学生とお互いに助け合ってください。学生同士の学びを促すよう、サポートしていきます。本ゼミでの活動を終えた時、きっと皆さんは大きく成長しているはずです。その姿を楽しみにしながら、一緒に進んでいきましょう。

成績評価方法

 ゼミへの出席、文献購読やディスカッション等の発表、グループワークやゼミ全体への貢献、ゼミ論文など、総合的に評価します。