国際文化研究科

国際文化専攻修士論文題目一覧

国際文化研究科

2022年度

氏名 指導教授 題名
鄭 燕敏 浅川 希洋志 日本人大学生と中国人大学生のフロー体験に関する比較研究―文化的自己観の視点から―
玉村 優奈 松本 悟 つくられる「障害」――「世界銀行職員」と「日本人」という枠組みのはざまで――
梁 献丹 松本 悟 中国・広西から見たサブリージョナルな協力
橋本 美波 佐藤 千登勢 「視られること」からの脱却―1990年代ハリウッド映画における「新たな女性映画」

 

2021年度

氏名 指導教授 題名
米澤 麻美 佐藤  千登勢 デンマーク映画におけるニュ・ダンスク・フィルムの展開 ––アナス・トマス・イェンセン作品の「ハリウッド化」と「デンマークらしさ」をめぐって––
魏 雪帥 曽 士才 河北省・承徳満族のエスニシティに関する分析―民族文化復興の動きを事例に―
西野 佳奈 熊田 泰章

日本のアニメにおける言語表現の把握がもたらす異文化理解の可能性 ―アメリカにおける受容と日本語学習―

柴田 明子 髙栁 俊男 関口存男の疎開をめぐって――疎開文化人としての活動を中心に――
奥山 香帆 粟飯原 文子 パン・アフリカニスト、ストークリー・カーマイケルの自叙─Ready for Revolution にみる「邂逅」と「越境」─
楊 淳鈞 岩川 ありさ アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズからみた虚構と現実――ニュータイプとガンプラユーザーの能動的な活動を中心に
劉 欣鈺 松本 悟 中国と日本の研修員受入協力の歴史と課題―半世紀にわたる調査・評価報告書から考える―
劉 梓華 曽 士才 現代中国における宗族の現状と再構築――都市化が進む珠江デルタの宗族村落の事例から
上田 瑞季 森村 修 「ニヒリズム」は超克できるのか? ―〈無〉と〈無価値・無意味〉の間文化哲学の試み―

2020年度

氏名 指導教授 題名
魏 玉清 曽 士才 現代中国における地域文化の復興の特徴―上海市徐匯区華涇鎮の黄道婆文化の復興の動きを事例に
劉 競沢 曽 士才 中国人留学生向け進学塾の実態―留学生の受験を支える新たなエスニック・ビジネス―
文 龍 髙栁 俊男 子どもを朝鮮学校に通わせる在日朝鮮人のアイデンティティの維持について ―朝鮮学校の学生の保護者を対象に―
周 翠彦 岩川 ありさ 中国におけるリメイクドラマに関する研究――日中ドラマの比較分析を中心に
加藤 光 廣松 勲 日中ネット世論における「精神的日本人(精日)」の言説:現在の日中関係の一形態について
王 博 重定 如彦 中国における「弾幕付き動画共有サイト」の「弾幕礼儀」の普及に関する調査 ――「bilibili」を通して
TEE Kienshun 曽 士才 Malaysia’s Bumiputera Policy and Brain Drain: A Case Study of Malaysian Chinese Studying in Japan
金 瑞蘭 曽 士才 朝鮮時代漢陽のシティプランニング ―世界遺産登録基準から見たその価値―
尹 孝貞 髙栁 俊男 尹東柱の作品を通した文化交流―日本の尹東柱を記念する団体を中心に

2019年度

氏名 指導教授 題名
岡本 美貴 佐々木  一惠 アイダ・B・ウェルズとニグロ・フェローシップ・リーグから見る革新主義期シカゴの人種とジェンダー
日暮 勇太 リービ 英雄 大江健三郎『個人的な体験』の英訳出版および受容と評価に関する分析・考察
江 軍哲 曽 士才 「未識別民族」のアイデンティティはどう構築されてきたのか ―貴州省織金県の穿青人を例に―
林 琳 中島 成久 コンピュータ黎明期の日本における技術の受容と発展―IBMジャパンの日本化路線を中心として
湯 華晟 浅川 希洋志 モバイルゲーム『Fate/Grand Order』のユーザーはゲーム中にどのような経験をしているのか~フロー理論の視点から~

2018年度

氏名 指導教授 題名
茂木 玖美 川村 湊 吉行淳之介作品における「場」がもたらすもの
―『暗室』作品分析―
吹原 春海 粟飯原 文子 イメージとしての「アフリカ」
―『朝日新聞』「飢えるアフリカ」を通して―
刁 芸 曽 士才 中国初の民営生態博物館の現状と課題
―運営主体と観光形態の考察を中心として―
劉 徳嘯 浅川 希洋志 フロー体験が中国人留学生の孤独感と異文化ストレスに与える影響について
石井 麦梓 佐藤 千登勢 張芸謀の映画から見る封建社会における女性像
―『菊豆』と『紅夢』を例にして―   
屈 嘉偉 大嶋 良明 中国におけるボーカロイド現象の研究
――bilibili動画への投稿の分析を中心として
孫 傑 中島 成久 日本の5S制度の中国企業への伝播と変容
―BMCC(北京・松下カラーブラウン管有限公司)とハイアールの事例を中心として―
付 栄 曽 士才 中国における「国民統合」と「弱者救済」に関する考察
―北京における内地新疆班を事例として―
趙 学宇 大嶋 良明 版権時代の字幕組に関する研究
―オンライン言説の分析を中心として
金 花 髙栁 俊男 中国朝鮮族のネットワークと生活実態に関する研究
―日本と韓国の比較を通じて
原 友理枝 熊田 泰章 映像のナラトロジーで読み解く作品構造
―タルコフスキー映画『鏡』は自伝であるのか―
田平 光希 粟飯原 文子 グギ・ワ・ジオンゴのWizard of the Crowにおける翻訳の政治性と手法の分析

 

2017年度

氏名 指導教授 題名
瑪合甫来提
雪克熱提
浅川 希洋志 異文化適応過程におけるフロー活動のレジリエンスへの影響について
―日本語学校在籍の中国人留学生の分析から―
安里 恒佑 川村 湊 関東大震災以後の季語と表象の変遷
―「震災忌」を中心に―
児玉 美月 佐藤 千登勢 トランスシネマにおけるトランジションの考察
―2010年代の映画作品を巡って―
楊 金 中島 成久 (リサーチペーパー)中国に進出した日系企業における海外派遣事前研修に関する考察
―X社の事例を中心に―
年 静 佐藤 千登勢 エドワード・ヤン監督作品における日本表象について
金 鑫 森村 修 中国芸術運動における表現様式の変容
―表現主義美術からの影響をめぐって―
YAN Wanqing 浅川 希洋志 中国北京市における女子大学生の就職意識の現状及び影響要因について
― 一人っ子政策の廃止を受けて―
王 雪 佐藤 千登勢 日本映画の食事シーンに見る「家族の崩壊」
汪 牧耘 曽 士才 中国・石門坎の観光資源化
―異なるアクターが見出す価値のせめぎあい―

 

2016年度

氏名  指導教授  題名 
 田邊 美樹  浅川 希洋志 日本のリトミック教育成立の過程に関する一考察
―ダルクローズと小林宗作の音楽経験に視る教育の目的―
 楊 宇  浅川 希洋志 日・中大学生の恋愛観・結婚観と文化的自己観の関連性に関する研究
―法政大学と上海外国語大学の学生を対象に―
 桑原 恭平  松本 悟 ボランティア活動によって構築される関係
―陸前高田市での参与観察から―
 平田 真也  浅川 希洋志 森田正馬の東洋的視座から捉えるフロー
―フローと強迫の対比から―
 洪 志武  曽 士才 戦後における東京在住の台湾出身者のアイデンティティに関する分析
―東京媽祖廟の建立と祭祀活動を通じて―
 呉 善美  髙栁 俊男 都市郊外における結婚移住女性の日本社会への適応について
―T市国際交流センターでの聞き取りを中心に―
 覃 芙蓉  中島 成久 訪日中国人旅行者の消費行動に関する研究
 満 伶  松本 悟 非貧困県での中国農村留守児童に関する研究
―精神的影響に着目して―
 任 涵廷  曽 士才 (リサーチペーパー)現代中国におけるミャオ族社会の変貌
―改革開放後の婚姻習俗の変化を中心にして―
 張 燕妮  浅川 希洋志 東京における中国人ニューカマーの子供たちのアイデンティティ形成における言語教育
―保護者及び本人への聞き取り調査を通じて

 

2015年度

 氏名 指導教授 題名 
 若林 祐利  川村 湊 村上春樹 日本・台湾における受容現象と作品分析
 小林 亜佑美  山根 恵子 理解・不理解の主題から読み解くヤンソン作品の変化
―『ムーミン谷の仲間たち』を中心に
 鵜澤 光佑  大中 一彌 ブルキナファソにおける食料不安(Food insecurity)の考察
―脆弱性の概念を手掛かりに―
 蘇 穎  中島 成久 中国人の持つ日本人像の問題点
―『菊と刀』の中国語訳本を中心に―
 YEH Nienchun  浅川 希洋志 中国人及び台湾人留学生の異文化適応:ウェルビーイング、フロー経験、文化的知能(CQ)の視点から

 

2014年度

氏名 指導教授 題名
市岡 卓 中島 成久 シンガポールのマレー知識人の異議申立て
―ムスリム知識人協会の活動を中心に―
水野 裕太 森村 修 自由の条件
―ミシェル・フーコーの「生存の美学」概念をめぐって
李 蕾 曽 士才 中国帰国者二世の就労状況
―ボランティア団体縁聚会における聞き取りを通しての考察―